2014年11月 紅葉名所の湖東三山めぐり!


紅葉名所として知られる湖東三山(西明寺、百済寺、金剛輪寺)紅葉めぐり!

パパの休暇を利用して今年もパパママで平日に紅葉狩りへ。さて、どこに行こうか?京都もいいけど・・・悩んだ結果、より名古屋に近い先日パパがソロキャンプの帰りに立ち寄った「永源寺」のすぐ近くの滋賀の紅葉名所「湖東三山」へ決定。早速10時半に出発し名神高速で彦根IC経由し、11時半には鈴鹿山脈の西山腹の湖東三山へ。湖東三山とは、西明寺百済寺金剛輪寺の3つの天台宗寺院の通称だ。

日本紅葉の名所百選の湖東三山!さぞかし美しい紅葉だろう、思いっきり期待してしまう。まずは、1番手前の「西明寺」へ。ここへ来たらまずは紅葉よりも先に天然記念物の「不断桜」からだ。不断桜は、冬桜の一種で、9月から翌年の5月ごろにかけて咲き、11月に満開になるという素朴な桜だ。樹齢約250年ともいわれ柵に囲まれ大切に守られている。それにしても寂しげな桜だねぇ〜。

不断桜拝んだ後は、長い石段を上がり紅葉美しいニ天門へ。今回パパママの相棒に選ばれたのが愛犬のふくちゃんだ。小ちゃなふくちゃん、元気いっぱい石段を駆け上がりご機嫌。ようやく真っ赤な紅葉の登場だね。室町時代初期に建立された重要文化財のニ天門と紅葉のコントラスト素晴らしい!
ニ天門くぐれば本堂だ。おぉ〜本堂脇の紅葉も見事!まさに燃え上がるような赤さだ。でも想像していたより紅葉の数が少なかった・・・?もっと数多くの紅葉がこれでもかっと待ち構えているのかと思っていたのに・・・。しかし国宝の本堂と紅葉の組み合わせっていいねぇ〜。

更に国宝の三重塔と紅葉・・・う〜ん、残念この周りはまだ紅葉見頃手前という感じだが・・・それでも思わず見とれてしまう。途中の名勝庭園「蓬莱庭」を見逃したのでお立ちより。ここにも不断桜発見。ふくちゃん桜だよぉ〜と見せてあげても当然ながら興味なし。風情がないねぇ〜ふくちゃん。

ここ西明寺の1番のビューポイントはやはりニ天門と紅葉だね。前情報では紅葉見頃ということだったので、おそらくこのニ天門前の紅葉の具合を言っていたんだろうね。長〜い石段の途中も紅葉は美しい。見上げれば真っ赤!画像にはないが苔もホント素晴らしいもんだ。平日というのに人出は多く、ふくちゃんちょっとビビリぎみ。小さなふくちゃんにとってわさわさと忍び寄る多くの人の脚って確かに怖く見えるかもね?がんばれぇ〜ふくちゃん。

ここでランチタイム。西明寺前の「一休庵」へ。人気とのことなので「西明寺そば」を注文。湯葉、そしてヨモギと粟の麩がえらく美味い。おぉ〜これは大正解だった。たまには素朴な蕎麦もいいもんだ。満腹になったところで湖東三山の中で1番西の「百済寺」へ。西明寺からは車で約20分弱だ。

早速「天下遠望の名園」と言われる「喜見院」へ。宣教師ルイス・フロイスが「地上の天国 一千坊」と絶賛した光景やいかに?おぉ〜確かに琵琶湖までが見えるこの眺望は当時天下が見えた程だったんでしょうねぇ〜。又、ここ百済寺はその名の通り、あの聖徳太子が百済人のために建立した名刹だ。この眺望の先約880km先にその百済国を偲ぶことができる。でも、面白いことに呼び名は「ひゃくさいじ」。何で「くだらじ」じゃないのだろうか?不思議?

庭園も見事だ。実際にはもっと素晴らしいのだがカメラテクニックが乏しいためホント歯がゆい。真っ赤に染まる紅葉、そして池にうつる逆さ紅葉・・・しばしぼーっと何も考えずに見ていたい光景だ。何か抹茶でも頂きたい雰囲気だよね。しかし、紅葉って露出が難しい。ホント写真下手糞で嫌になってくる。
庭園の美しさを見納めた後は、またもや長〜い石段へ。ここ百済寺の石垣参道は安土城築城の手本とされたとのことで、おいおいホント長〜い。典型的な体力なし夫婦にとって早々に脚にきてしまう。もちろん体力なし犬の代表とも言えるペキニーズ・・・悲しいかなふくちゃん、ぜぇ〜ぜぇ〜っと大苦戦。しかし、安土城の手本とした程なのに、焼き払うとは織田信長って怖い男だ。あの比叡山延暦寺が総本山の天台宗だけに、延暦寺に続いてここも焼き討ちされたとのことだ。
ようやく仁王門へ到着。おいおいやけにデカい草履がかかっているなぁ〜。この一対の大草鞋に触れると、身体健康・無病長寿のご利益があると昔から言い伝えられているのだそうだ。おいおい、本堂まわりは紅葉まるでなし。折角ここまで上がってきたのに〜。残念少し早過ぎたようだ。今度は石段を下る。うぅ〜長い。疲れたぁ〜。途中「観音杉」という推定樹齢430年、樹高50mの巨大杉がそびえる。おぉ〜すごい杉だ。でも、疲れたなぁ〜。思いっきり脚が重い。

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名物の松茸フライ賞味!そして最後の金剛輪寺へ! 


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