2014年8月 篠島へファミリー海水浴旅行! その2
(待ってました夏の島グルメ「鱧づくし」を堪能!)


三河湾を正面に構えた総ひのき造りの展望露天風呂「紫苑」は、なるほどビーチも見下ろせるし眺め最高だ。そして檜の香りがたまらない。残念ながら温泉ではないがそれを補うシチュエーションだ。何より海風が心地良い。ベンチもあるので火照った身体を、海を眺めながら涼めるってのもありだ。宿の建物が古いのは仕方ないがエレベーターがないのがちょっと難点。部屋数は少しなのだが、我が家の部屋の2Fから4Fの風呂まではちょっと面倒とは言える。まぁ〜たった2F分なんだけどね。2Fの部屋ももちろんオーシャンビューで最高。

夕食までしばし休憩。菜優真優ちゃんたちはトランプで時間をつぶす。ようやく18時にお部屋で夕食スタート。今宵は先記したが篠島の夏グルメの顔とも言える「鱧づくし」だ。昨年も堪能した鱧!楽しみだ。まずは、菜優ちゃんにお酌してもらってご機嫌でビール一気飲みのパパ。うぅ〜風呂上がりから水分を断ってきただけに極旨!うぅ〜しびれるぅ〜。付け出しは「タコの卵と高野豆腐」。名物のゆでタコ。そして活造り3種盛はピチピチのヒラメ、カンパチ、車エビだ。そして早々に登場してきたのが、待ってましたメインとも言える「鱧しゃぶ」!!きたぁ〜。

さて、早速いただきまーす。うん、刺身美味い。続いて「鱧おとし」登場。鱧料理の定番、鱧と言えばやはり鱧おとしだろう。梅肉をたっぷりつけて頂く。う〜ん、この食感と梅のすっきり感がたまらない。う〜ん、これだよねこれっ。京都の夏の風物詩として知られる鱧。これは祇園祭の暑い季節に長いものを食べると精力が付くとして、鰻同様に食べる風習があり、夏の味覚の代表的なものとして珍重されてきたからだ。反して東日本ではあまり馴染みがないというから面白い魚だよね。

菜優真優ちゃんはキッズ料理。刺身に海老フライ、更に大アサリ焼きに伊勢海老の姿焼きと定番ものが続く。一見少なそうに見えるかもしれないがキッズたちにはこれで十分のボリュームがあるようだ。ところが、ここでまずは真優ちゃんが動き出す。ターゲットはパパの鱧おとし。パパが美味しいとご機嫌顔なので、ならば頂いてみようと隙を見てはゲットし思いっきりつまみ食い。うん、これ美味しいねぇ〜と納得顔。うわぁ〜やられたぁ〜とパパ。ここで別注の「鱧の刺身」!

パパがどうしても食べたい!と無理言って用意してもらった鱧の刺身だ。実はパパもママも初賞味。おぉ〜骨切りされた刺身の歯ごたえ、なるほど〜独特だ。これは面白い。珍しさで頂いてみたが、味覚的には生より湯引きされた方が美味しいかな?今度は刺身好きの菜優ちゃんが鱧刺しをパクリ。おいおい、珍重ものだぞっ、子供には早いぞ。

続いては「温鱧」。美味しい餡の中には、蕎麦の実?その中には鱧や海老などが入っていて、これぞっ京料理風という逸品だ。やはり鱧は京料理の顔だけにこの優しい味はあうねぇ〜。ママと菜優ちゃん、思わず美味しい〜っと破顔。ここでようやく鱧しゃぶスタート。鱧と言えば、やはりこれだ、外せない。篠島の冬の味覚と言えばフグだが、フグにも負けない薄切りの美しさだ。もう鱧しゃぶは覚悟しているぞ、菜優真優ちゃんもどうぞ。

待ってましたとまずは菜優ちゃんが嬉しそうにしゃぶしゃぶしてパクり。鱧しゃぶ食べたことある方ならばおわかりだろうが、湯引きと生の中間?とにかくこの食感たまんないのだ。うぅ〜美味ぇ〜!!真優ちゃんも負けずにしゃぶしゃぶだ。実は菜優真優ちゃん、昨夏も日間賀島の鱧ランチを頂き、その際に鱧しゃぶつまみ食い経験しているのでその美味さは確認済み!
あっという間に鱧しゃぶ完食だ。ここで鍋は1度厨房へ・・・あぁ〜名残惜しい。美味しい雑炊になって戻ってくるんだぞう。かわりに「焼き鱧」が登場。一転香ばしくて美味い。真優ちゃんもこれっ鰻みたいで美味いねぇ〜っと納得顔。うん、これに関しては嫌いという方はいないだろうなぁ〜。とにかく定番の美味さだ。

色々続いた鱧づくしのラストバッターは「鱧の天婦羅」。これに関してはもはや言葉はいらない。外はカリっと中ふっくら、美味しい!そして〆は待ってました「鱧雑炊」。あぁ〜この優しい味わい最高だ。これだよね、この〆があるから鱧づくしはいいのだ。食後のデザートはシャーベット。何故かバニラとメロン味がある?あぁ〜さっぱり。おぉ〜程よい満腹感。ママも全部食べきれて良かったぁ〜と満足顔。当たり前だが、やはり部屋食はのんびり頂けていいよねぇ〜。大忙しのお盆シーズンなのにスタッフの方の対応もよく気持ちよく頂くことができ感謝だ。

ホロ酔いのパパは部屋でうたた寝。菜優真優ちゃんたちは夜のビーチへ。実は、見ておきたいものがあったのだ。それは海ガメの産卵場。今年も何頭かの海ガメが浜に戻ってきて無事産卵を終えたらしいのだ。その場所は柵で守られていて孵化を大切に待っているのだ。実は今日が孵化予定日とのこと。だからワクワクで見に行ったのだが残念ながら今晩は孵化せず。小カメが海を目指す姿はそうライブで見れるシーンではなかったので見たかったなぁ〜。残念。ここの風呂は22時半で終了と言うのが難点。だから急いで入浴済ませひと安心。ママは無料のマッサージ機でご機嫌だ。あぁ〜海は楽しいけど疲れたね〜。これにて就寝だ。

[NEXT]
2日目も海と島グルメを満喫

[BACK]

[Next Travel]

[Travel TOP]