2013年11月 桜と紅葉! 小原四季桜まつりへ!


えぇ〜この時期に桜まつり?? 桜と紅葉を同時に味わえる小原の四季桜!

今年も早いものでもう11月の後半。全国で紅葉シーズン真っ盛りだ。先日パパと菜優真優ちゃんは、愛知県の紅葉名所の1つ「岩屋堂公園」で紅葉狩り満喫してきたが、ママは行けずじまい。っということで久しぶりにデート気分?でパパママのみで出発することに!行き先は豊田市の北奥の小原地区だ。えっどこ?っと言われる方多いだろうが、東海エリアが誇る紅葉名所の「香嵐渓」「岩屋堂」に負けないとびっきりの紅葉を見せてくれるエリアなのだ。猿投ロードを快走し、自宅から約1時間ちょっとと好アクセス。
ここの紅葉は他とは少し違う!何故かと言えば、小原では一重5弁の小さな花を秋に咲かせる「四季桜」が有名で、何と紅葉と一緒に桜の花見ができることで知られているのだ。パパ曰く「日本人として産まれたからには、桜と紅葉は特別で必須イベントだ!」とのことだが、ここ小原ではその桜と紅葉を同時に楽しめる!これはすご〜い!早速、メイン会場の「小原ふれあい公園」へ到着。平日というのに「小原四季桜まつり」が開催されていて大賑わい。普段は駐車するの大変らしいが本日は比較的空いているとのことで、ギリギリ駐車成功!ラッキー!ここは紅葉が綺麗とのことだったが、おいおい紅葉は赤くて見頃だけど、駐車場沿いじゃぁ〜風情が全然ない。こりゃいかん。
小原では、紅葉というか四季桜のシーズンに「四季の回廊」と命名されたおススメの散策コースを設定してくれている。早速、脚力には自信がないのでショートコースへ出発。コース上には「四季桜まつり」ののぼりが点々と配置されているので迷う事はない。ふれあい公園から徒歩で約15分程で紅葉が美しいという「西運寺」へ。おぉ〜見事な紅葉のアーチ!これは美しい!坂を上がった境内からの眺望もこれ又驚く程の美しさ!紅葉と四季桜の紅と薄ピンクの彩りは最高だ。
紅と黄色、緑のグラディエーションは紅葉シーズンにはよく見かけるが、桜色は普通ないもんね。こりゃ、ホント美しい!四季桜のおかげでホント燃えるような紅葉がより栄えるというものだ。感動した後は簡単にお参りして下山。しかし、紅葉は丁度見頃!まさにピークだ。この紅葉の赤色は何故か心躍らすよね。
続いて西運寺の奥の「市場城址」を目指す。ダラダラと緩いが長い坂を約10分程歩くのだが、その間には四季桜や紅葉が出迎え&見送ってくれるので楽しく歩ける。ところが、自慢じゃないが典型的な運動不足夫婦なだけに・・・すでにやや疲労が見える?おいおい、散策は始まったばかりだ。恥ずかしいぞ!がんばれっ!
嫌な予感はしていたのだが・・・城址公園だけに予想通り階段地獄。それも結構急階段。うぅ〜足腰が少しづつ機嫌を損ねてくる。案内板見ると、どうやら約20分の周回コースになっているらしい。各人ブツブツと愚痴を言いながら天守閣があったであろう山頂を目指す。もちろん、途中は美しい紅葉や桜が続くので悪くはないのだが、単純に体力がなさ過ぎるのだ。頂上が見えてくると思わず指差して喜んでしまう・・・。
足腰ヒーヒー言わせながらようやく市場城址の碑がある山頂へ到着。山頂とは言え約15分程の行程なんで・・・疲れているのがちょっと恥ずかしい。ここからの眺望もまずまずだ。紅葉に桜に黄葉した銀杏の組み合わせって、身近だけど一緒には中々見れないトリオだよねぇ〜。肝心の四季桜は残念だが2〜3部咲きって感じだ。
実は、四季桜と紅葉のピークが重なるのは数年に1回とのこと。確かに自然が相手だ、中々都合良くはいかないらしい。そりゃそうだろうなぁ〜。だからこの程度でもえらく貴重なシーンなのだそうだ。中には5部咲き以上の四季桜もあるんだけどね。でも1度で両方楽しめるのだ。文句を言ってはいけない。約1時間半弱ではじめの小原ふれあい公園へ帰還。
途中点々と本格的な案山子が眼についた。パパ気に入ったようで一緒にハイポーズ!時間はすでに13時。腹減ったぁ〜ということでランチタイムだ。大賑わいのメイン会場には美味しいものが色々ありそうだ。まずはパパのリクエストで「猪の串焼き」をゲット!最近流行のジビエ料理だ。温かい蕎麦やうどん、五平餅も良いが・・・山菜ごはんやキノコ飯もいいなぁ〜?っと悩んでいる中、名物へぼめし」の看板が眼に飛び込んでくる。へぼめし???聞いた事ないなぁ〜?とりあえずゲットだ。ところで皆さん、何が入ったご飯だかご存じですか?左上画像をマウスオ−バーしてみて下さい。答えがわかります。
へぼめしの正体わかりましたか?そうなんです。名物の蜂の子飯なんです。ご丁寧に蜂の子ばかりか親蜂までたっぷりと入ってます。これってご当地グルメって言うよりゲテモノ喰いのジャンルじゃないの?自称B級グルメマニアのパパもこれには大苦戦。だって親蜂のバリバリ感、蜂の子の味わい・・・それも見た目以上にたっぷり入っている・・・うぅ〜この食感やはり苦手だぁ〜。ならばっと猪串焼きで口直しだ。これは牛のレバーに似ているので悪くない。でも脂身がないのでかたい!苦戦中のパパに反して、ママは蜂の子不味くない、いやっ鶏肉の味がして美味しいよっ!だって。おいおい本気?パパびっくり。あぁ〜女は恐ろしい・・・。
口直しに鯛焼きをゲット。餡子の甘さでへぼめしの食感を消してくれぇ〜っとパパ。鯛焼き片手にふれあい公園の黄葉した銀杏と紅葉を求めて、しばし散策。この後、ふれあい公園を発って、車で約10分程北上したここ小原の顔とも言える「川見四季桜の里」へ。新聞やメディアに取り上げられるのはここだ。駐車場が狭くここも毎度大混雑だと聞いていたが、運良くスムーズに駐車成功。おぉ〜新聞で見たのはこのシーンだ!っとパパやや興奮ぎみ。
まずは、四季桜に被われるこの小山を上がる散策コースへ出発。紅葉も桜もいいのだが、おいおいここの坂、まさに急坂。ちょっと急過ぎない?画像ではわからないだろうが、思わず転げ落ちそうな急坂!うぅ〜足腰がもうプルプルで悲鳴を上げそうだ。山頂には綺麗な四季桜が待ち構えていてくれる。ここ川見四季桜の里の斜面の四季桜は概ね5部咲き程。山頂付近は残念2〜3部咲きレベル。ちなみに西運寺はじめ他のエリアも概ね2〜3分咲き程度だ。

あぁ〜ここの坂上がったり下がったりは体力なしオジさんオバさん夫婦には難敵だ。頂上からようやく下りになったこと知ると、思いっきりひと安心。ところが、この急階段からの眺め悪くない。四季桜がホント美しい!これぞっ今日一の四季桜と言える。やはり紅葉もいいけど、桜もいいねぇ〜。どちらも負けてない、まさに甲乙つけがたいって感じだ。でも、やや早めの四季桜だが、ここ小原の象徴とも言えるここ川見四季桜の里の斜面の四季桜が5部咲き程とは言え、綺麗に咲いてくれていてホント良かった!

帰りの急坂も要注意。ゆっくり行こうね。っと言っていたのにママがガンガン下って行く。今度は下からの眺望を楽しもう!山の斜面一面、桜と紅葉に彩られていてホント美しい!この里山の風景はそう見れるものではない。繰り返すが桜花見と紅葉狩りが同時にできるんだもんねぇ。やはり感動ものだ。これは一見の価値がある。
小川を渡って、向かいの駐車場から四季桜のお花見と紅葉狩りを改めて楽しむ。いやぁ〜何度も言っているがホント美しい。これで四季桜は5部咲きほど。元々小さな花の四季桜だけに、正直もう少し感は残るが、それでも紅葉と桜の現想的な風景は悪くない。満開になったらどんだけすごいんだぁ〜?いやぁ〜小原四季桜まつり恐るべし!1度は見ておきたい風景と言える。あぁ〜満足でした。その充実感を壊すように帰りは渋滞・・・でも香嵐渓なんかに比べれば軽いものだ。真っ赤に燃えるような紅葉狩りもいいけど、桜とのコラボも悪くない。ぜひ、1度は見ておきたい晩秋のお勧めスポットと言える。しかし、関係者には大変悪いがへぼめしには要注意?怖いもの見たさの方には思いっきりおススメしますけどね・・・。

小原観光協会 http://www.kankou-obara.toyota.aichi.jp

ちなみに我が家の紅葉狩り
2013年11月岩屋堂公園  2009年11月香嵐渓   2009年11月 犬山寂光院

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