2009年11月 紅葉の名所「香嵐渓」へ! その1
(東海エリアを代表する紅葉の名所へ)


紅葉燃える香嵐渓!

秋の行楽シーズンもいよいよ大詰め。パパと良太くんは先日尾張のもみじ寺こと「犬山寂光院」にて紅葉狩りを満喫し終えているが、ママ&菜優真優ちゃんたちは、先週の真優ちゃんの新型インフルエンザダウンに始まり、折角の紅葉見頃シーズンなのにどこにも出かけられず少々鬱憤がたまる。それならば、勤労感謝の3連休、ものすごい混雑も覚悟の上紅葉狩りへ出発だ。どうせ行くのであれば、東海エリアで最も有名な紅葉の名所へ行こう!ということで、愛知県の足助にある「香嵐渓」へ決定!

香嵐渓と言えば知る人ぞ知るというか、全国的にも紅葉名所として名が響く文句なしの紅葉狩りの名所だ。名古屋からは愛地球博の会場となった愛地球博記念公園前を通り、猿投グリーンロードを抜けて普段であれば1時間くらいで行ける距離だ。ところが・・・この紅葉時期に限っては状況はかわってくる。というのもこの時期は愛知県で最も混雑すると言っても過言ではない程の渋滞メッカ・・・。力石ICからたったの10km弱で香嵐渓だが、この間が数珠つながりの渋滞になることも日常茶飯事で、4時間渋滞もざらだとか???おいおいおい・・・。

それならばと、負けずに早朝出発で勝負だ!5時半に起きて6時過ぎに出発。途中マクドナルドのドライブスルーでモーニングをゲットして、急げ急げ!何とか7時半過ぎに渋滞なしで香嵐渓の駐車場へ到着。う〜ん、流石にこの時間であればOKでした。しばし駐車場で休憩・・・あぁ〜ひと安心。それでも、8時になると駐車場はほぼ埋まりかけてきた〜?うわぁ〜早い出足。こりゃ9時着で目指した人はアウトだろう。恐るべし香嵐渓・・・。

こんなに早い時間に観光地を散策したの初めて!8時半から紅葉燃える香嵐渓の紅葉狩りへ出発!まずは、香嵐渓のシンボルでもある「待月橋」。真っ赤な待月橋からの飯森山側の眺望の素晴らしいこと。「うわぁ〜綺麗!」と思わず声がもれてしまう。この待月橋から見えるエリアが有名な「五色もみじ」!緑、黄緑、黄、橙、赤の5色のグランディエーションが素晴らしい。続いて、これまた有名な「もみじのトンネル」。初めて来たが、もみじのトンネルはやや期待はずれ・・・もみじがやや大木なのでトンネルというか?単純にもみじ林の散策をするという雰囲気だ。もうちょっと紅葉の背が低いとトンネルって感じになるんだけどなぁ〜。

それでも流石に香嵐渓の紅葉は綺麗だ。紅葉の名所と言われるところは多いが、意外に美しいポイントが少ないところも多い。しかし、香嵐渓は美しい紅葉が巴川沿いにずーっと続く。だからのんびり散策するにはホント良いところだ。朝早いと言うのにテンションが上がってくるキッズたちだ。

紅葉も美しいが、何より香嵐渓に点在する店などの屋敷は全て藁葺き屋根ですごく雰囲気があっていて良い。情緒あるというのはこういった雰囲気のことを言うのではないだろうか?そして丁度香嵐渓散策の中間地点ともいえる「香積寺」に到着。長い石段を上がって振り返って見ると・・・おぉ〜ビューティフル!!やや紅葉度が低いが、絶景じゃぁ〜。その参道の趣も最高!

う〜ん、このちょっとした苔などのしっとり感が実にいい感じだ。ちなみに香嵐渓のもみじは、江戸初期にここ香積寺の三栄和尚が植えた楓などがはじまりとされているらしい。それをスタートに、地元の方の継続的な努力により今や約4000本のもみじの規模になったのだから、すごいものだ。何事も最初に実施した肩はえらい。三栄和尚あっての香嵐渓と言えるようだ。

三州足助屋敷の上の紅葉も見事だ。香嵐渓は巴橋〜香嵐橋の往復がメインコースだが、散策路が上下にあるので往復路で上から下からと違った角度で紅葉を楽しめるのが良い。真っ赤な紅葉一色に染まっているのは当然ながら美しいが、緑など絶妙に混ざりあった感じも悪くないのだと気づかされた。グラディエーションっていうのか?実にいい感じだ。

1番奥の香嵐橋に到着。これは真っ赤な吊り橋で結構揺れるのでキッズたち大興奮!当然のようにパパや良太兄ちゃんが釣り橋の真ん中でバンバン跳ねて、菜優真優ちゃんたちを怖がらせる・・・。キャーキャーと大騒ぎだ。ここより奥の一の谷も穴場とのことでしたが通常はここで折り返しが多いようです。我が家も吊り橋で遊んだ後?ここでUターン。しかし、どこにも真っ赤な紅葉があって、至る所シャッターチャンスだらけだ。

ホントは晴れ渡って太陽の日射しを受けた紅葉は更に綺麗に見えるはずなのだけど、今日はあいにくの曇天・・・それも午後からは雨の予報?まぁ〜この時期の空模様はかわりやすいので予定通り紅葉狩りできただけでも良しとしなくては、何せ雨男のパパがいるのだから。そろそろ、ちょっと小腹がすいてきたなぁ〜。香嵐渓の中心の香嵐渓広場で早めのランチタイムにしよう!何せここ香嵐渓には色々グルメも充実しているのだ。楽しみ〜!!

先ほど、上から眺めて来たところを復路は下道で戻ります。上からの景色と下から見上げる眺めは随分と雰囲気もかわり同じ紅葉狩りも2度美味しいという感じになります。お目当ての香嵐渓広場へ戻ってきました。ここの三州足助屋敷の入口となっている藁葺き屋根の上には、銀杏の黄色の落ち葉がつもり、何とも言えない風情をかもし出しており美しいです。ホント和の美しさとでも言うのでしょうか?


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(真っ赤に燃えるよう香嵐渓の紅葉狩り散策続く!そして香嵐渓グルメ満喫!)

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