2013年3月 長浜・彦根〜粟津温泉旅行! その3
(国宝四城の彦根城とキャッスルロード散策!)


美味しい近江牛を満喫したあとは、待ってましたデザート。これがオレンジと抹茶プリンかな?どちらも激旨!オレンジはちょっとゼリーが混じってるし、抹茶プリンは甘過ぎずいいお味。あぁ〜大満足。お腹いっぱいになったところで、早速城下町彦根のシンボル!とも言える「彦根城」へ!駐車場横には桜がちらほら・・・う〜ん、あと1週間すれば満開かな?惜しいねぇ〜。

まずは内堀沿いの特別公開されている「馬屋」へ。実は城内に現存するものとしては国内唯一のものなのだそうだ。へぇ〜たかが馬屋だけど貴重なものなんだねぇ。ちなみに元禄時代に建てられ常に数十頭の馬がつながれていたらしい。馬屋の前の梅は満開!美しい!いよいよ琵琶湖八景とされる彦根城の天守閣を目指すぞ!本日は、残念ながら全国に知られる人気ゆるキャラの「ひこにゃん」は休日。えぇ〜ゆるキャラにもお休みがあるのぉ〜?ひこにゃんのHPでスケジュール確認できるのだが、うぅ〜残念やはり休暇中だ。

ご存じ彦根城は、姫路城、松本城、犬山城とならび現存の天守閣が国宝となっている「国宝四城」と言われる名城だ。内堀の中は、ほぼ当時の姿を残しているという見所満点の観光スポットでもある。早速、表門橋を渡って表門から長い階段をあがって天守閣を目指す。その先には有名な「天秤櫓」が待ち構える。廊下橋を中央に左右対称に建つ姿にちなんで名付けられた天秤櫓。全国でもこの形式はここ彦根城のみということだ。いざっ戦となった有事の際には、廊下橋を落とし敵の侵入を防ぐシステムなのだ。
廊下橋を渡り天秤櫓を進んでもまだ先があり、最後の関門となる「太鼓門櫓」に到着。太鼓を鳴らし登城の合図をしていたとのことで、一説には音を響かせるための造りになっていたとか?これをくぐると待ってました国宝の天守閣とご対面!この勇姿ご覧あれっ!という感じだ。大津城の天守を移築したと伝わるが、入母屋の屋根に多様な破風をつけた三層三階の天守閣はホント見事だ。1622年完成から当時の姿をそのまま残している数少ない国宝天守だ。桜とともに写すと最高のワンショットだ!

しばし眺めていたい程の美しさだが、天気予報があまり良くないのでのんびりしていられない。早速、天守閣の中へ。約400年間支えてきた柱の年期を想いながら見学。15代藩主の大老・井伊直弼の木像登場・・・菜優真優ちゃんたちには少々怖い雰囲気?ささっとスルー。この天守見学はえらくキツイ!っというのも現存天守はどこもそうだが、階段が急。急と言っても尋常な角度ではない。ホント手すりがないと落ちてしまいそう。パパの出っ腹が邪魔して進みにくいほどだ。苦労してようやく最上階へ。ところが、ガラスがあって眺めがイマイチ。おいおいパパの1番嫌いなパターンだ。ガラスのせいでピントがイマイチだが、琵琶湖の眺めは最高。やはり殿様っていいねぇ〜。

帰りの階段はもっと大変。おいおいホント落ちちゃいそう。これぞ悪戦苦闘。おっかなびっくりだ。何とか無事天守閣から帰還。疲れたぁ〜と理江ねねへとへと。雨降られる前に城を降りよう。城全体に音が響く時報鐘の前を通り再び天秤櫓へ。実は天秤櫓内が特別に公開されているのだ。雨は心配だがやはり覗いていかなくては・・・おぉ〜外から見るより中は広い。廊下橋を渡る人たちを眼下に眺めることができて菜優真優ちゃんご機嫌。1番奥には井伊家の旗印!やはり赤備えの赤だねぇ〜。天秤櫓を出ると・・・おいおい雨だよぉ〜。やはり降ってきたかぁ〜。雨家族にとっては慣れっこのことだがやはり悔しい。駐車場前にはこれ又井伊直弼公の銅像あり。一般的には安政の大獄に代表する強権政治により桜田門外の変で暗殺された悪役というイメージが強いが、名君であったという説もあるので実際にはどんなお殿様だったんですかねぇ〜?これで国宝・彦根城を後にし、小江戸情緒ただよう夢京橋キャッスルロード散策へ。

まずはママのリクエストで彦根のシンボルの1つでもある招き猫の専門店「招福本舗」へ。狭い店の中に招き猫がいっぱい!招き猫って我が愛知県の常滑じゃないの?実は「井伊家の2代藩主・直孝が世田谷の豪徳寺の一本の木の下で雨宿りをしていたところ、一匹の三毛猫が手招きをしていた。直孝がその猫に近づいたところ、先ほど雨宿りをしていた木に雷が落ちた。それを避けられたことを感謝し多くの寄進をし、後に豪徳寺は井伊家の菩提寺となったとのことだ。」これが招き猫由来の一説と言われている。常滑は生産量日本一とのことだ。ちなみに、彦根城築城400年を記念して誕生した人気ゆるキャラの「ひこにゃん」は招き猫に赤備えの兜をかぶったキャラクターなのだ。うんちくはさておき、悩みに悩んだ結果ママは作家・ひがしりょうこさんの可愛い夫婦招き猫をゲット!ちなみに右手は「金を招く」、左手は「人を招く」と言われている。夫婦招き猫は各々が左右手あげているので完璧だ。ママ大満足。

ここで毎度お馴染みパパの疲れたぁ〜宣言。仕方ないので休憩タイム。キャッスルロード沿いにある「分福茶屋」へ。ぜんざいや抹茶が味わえる茶屋だが、理江ねねのお目当ては名物の「つぶら餅」!これが一見たこ焼きのようなのだが、香ばしい上に中の餡が甘過ぎず実に美味い。甘いもの苦手なパパでも美味いっと絶賛だ。ところがパパはこのつぶら餅にアイスコーヒーを注文したら、おいおい珈琲にはつぶら餅がセットでついてきたぁ・・・おいおい注文時にひとこと言ってくれよぉ〜!ホント出来ない店員さんだ。喜んだのは真優ちゃんだ、早速パパ頂戴!っと横取り。ママと菜優ちゃんはクリームあんみつ、真優ちゃんが抹茶葛きりを注文、どれも美味いと皆ご機嫌。
つぶら餅があまりにも美味かったので、お土産で10個持ち帰り。店前ではまるでたこ焼きを造るように、つぶら餅が焼き上がる模様を見学できて菜優真優ちゃん興味津々。この後、城下町を再現したようなキャッスルロードを往復。ランチをとったせんなり亭伽羅はじめ情緒ある食事処、もちろん女性陣が喜ぶ和雑貨、和菓子の店がずーっとならぶ。もちろんママ&理江ねねは律義にどの店にも顔を出す。まずは「黒どら」の看板に吸い寄せられるように入店した「菓心 おおすが」へ。もちろん人気の真っ黒などら焼きの「黒どら」をゲット。こりゃ面白い。更に理江ねねはどら焼きもゲット。「夢京橋あかり館」では理江ねねがひこにゃんの貯金箱もゲット、もちろん招き猫関連もゲット・・・長浜ではガラス細工のアニマル人形等々数え切れない。理江ねねの買い物は割愛してきた部分が多いが、どんだけ買うんだぁ〜。前々日の岡崎のみやげもあるんだスーツケースに入り切るの?とりあえず、これにて1泊2日の温泉旅行終了。名神高速で名古屋へ。
運良く渋滞なしで名古屋へ戻ったものの、すでに陽が沈みディナータイムだ。ランチが近江牛で重たかった上、おやつも色々食べたためイマイチお腹は空いていない。さて、夕食どうしようか?悩んだ結果、名古屋メシのあんかけスパに決定。独特の胡椒のきいたスパイシーなあんスパはこういった時でも刺激があって食べられる。近所のあんスパの店「ドン・キホーテ」へ。理江ねねもあんスパ大歓迎!早速、パパはピカタ デラックス。菜優ちゃんがハンブルグ、理江ねねはオーソドックスなミラカンに決定。真優ちゃんはピザ、ママはドリアと喫茶店メニューに決定。う〜ん、ここのあんスパのあんは胡椒のパンチが効いている。ピザにも同じあんがかかっている?辛い〜っと真優ちゃんしかめっ面。
満腹で帰宅。もう20時だ。早速、疲れを知らない菜優真優ちゃんたちはおみやげ達を出してご機嫌。ガラス細工とうさぎのぬいぐるみ、更に理江ねねから月うさぎの里のお土産の兎のクッキーを賞味。更に、彦根の戦利品の黒どらとつぶら餅をみんなで頂きま〜す。つぶら餅は10分程オーブンで焼き直すと、なるほど焼きたてと同じ!美味い。このさりげない餡の甘さがいいねぇ〜。特筆すべきは黒どらだ。どら焼きの皮の部分に食用の竹炭を配合し黒味を出し、生クリームを加えたカスタードクリームを挟んである。凍ったままアイスクリーム状態でも、半解凍でヒンヤリ感を楽しんでも良し。おぉ〜この冷たい黒いどら焼き美味い!こりゃいけるよ。
温泉宿もいいけど、狭い我が家も悪くない。流石に疲れたぁ〜っとみんな爆睡。翌日は理江ねね最終日。4泊5日の日程もあっという間だ。最後は名古屋駅でこれ又濃厚な名古屋メシ!どういういきさつなのかは知らないが、名古屋と言えば海老フライ?どうしてなのかねぇ〜。っということで、名駅のエスカの「海老どて食堂」で海老フライだ。理江ねねとママは定番の「海老ふりゃー食べくらべ定食」。ノーマルな海老フライと開いた海老フライとの食べ比べだ。そして、パパは新名物の座を狙う「海老どて定食」。おいおい、これは面白い。どて煮にチーズを思いっきりまぜて、チーズフォンデュのように海老フライを頂くのだ。こりゃ面白いと思わず注文してしまったが、基本的にはパパはどては濃過ぎて得意ではない。うぅ〜これもホント濃厚だパパ後悔・・・。更に〆にこのどてをご飯にかけて頂くのが名古屋流。でもこりゃ新名物の可能性はあるかも?何せ話題性は抜群だ。出張や旅行の帰りに名古屋食文化を体験するには申し分ない・・・とりあえず、温泉旅行はいいねぇ〜。また行きたいものだ。理江ねねもまた遊びに来てねぇ!。

長浜 黒壁スクエア http://www.kurokabe.co.jp/index.html
長浜観光協会 http://nagahamashi.org/index.html

みそ乃 http://misono.e-ohmi.net
あゆの店きむら http://www.ayukimura.co.jp
那谷寺 http://www.natadera.com

粟津温泉 喜多八 http://www.kitahachi.com
粟津温泉観光協会 http://www.awazuonsen.com
月うさぎの里 http://www.tsukiusaginosato.com
近江肉 せんなり亭伽羅 http://www.sennaritei.co.jp/site/kyara/kyara-index.html
彦根城 http://www.city.hikone.shiga.jp/hikonejo/index.html
彦根市観光ガイド http://www.city.hikone.shiga.jp/hikonejo/index.html
招福本舗 http://www.akarikan.co.jp/shofuku/
分福茶屋 http://bunpukuchaya.jp
菓心おおすが http://www.kashin-ohsuga.com
夢京橋キャッスルロード http://yumekyobashi.jp
ドン・キホーテ平田店(食べログ) http://tabelog.com/aichi/A2302/A230201/23008696/
海老どて食堂 http://www.ebidote-shokudo.jp/concept/

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