2010年3月 神戸・有馬温泉旅行! その4
(北野異人館街散策!そして神戸と言えば神戸牛!ブランド牛を堪能!)


北野異人館街散策Enjoy!萌黄の館の前にて!

風見鶏の館のすぐ眼の前には北野三大異人館の2つめとなる「萌黄の館」がある。レンガ造りの重厚な風見鶏の館に対して、すごく爽やかな淡いグリーンの異人館だ。明治36年にアメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として建築された萌黄の館。よって旧シャープ邸とも呼ばれている。総板張の異人館で、2つの異なるベイウインドー(張り出し窓)やアラベスク風模様の階段などが特長だとか?と言われても素人には良くわかりませんが?何よアラベスクって?ついていけないとイライラするパパ・・・。

風見鶏の館に負けずに萌黄の館の中も素晴らしい・・・もう羨望の眼差しで、室内の上から下までをなめますように眺めるママ。確かにこの異国の家具っていいよね。ひと言で言ってやはりお洒落なのだ。センスの問題だ。ここの元ご主人のシャープさんもさぞかしお金をもっていて有名な建築家、インテリアコーディネーター(当時にこういう職業の人いたのかな?)を雇ったのだろう。1度でいいからこういった華やかな生活をおくってみたいものだ。

そして何よりここ萌黄の館の売りは、今で言うサンテラスかな?立派な開放型ベランダはホントいけている。幾何学フレームの窓は素晴らしいし、何より日当り最高だし、更にこの窓からの神戸港の眺望の素晴らしいこと。このサンテラスで読書でもしながらうとうとと居眠り・・・なんて最高でしょうねぇ〜。

萌黄の館の裏庭は何より大きな瓦礫が・・・何かなと説明を読んでみると、これは煙突だとか?先の阪神大震災にて被災して煙突が落下したまま保存されているのだ。ヘェ〜頭上を見上げるとしっかりと修復されているが、やはりあの震災はすごかったのだと改めて背筋が寒くなる。異人館もいくつも崩壊したと聞く、こういったものは後世にしっかりと残していくべきだ。これにて萌黄の館を後にする。オランダ坂を上がって行くと・・・あれっ雨が、いやっ雪も混じってる〜。っと思っていたらドンドン雨が強くなりオランダ館、デンマーク館の辺りで我慢できずに雨宿り・・・。

15分ほど小雪待ったり雨が降ったりという、3月末にしては異常な天候の中しばし雨宿り。雲が切れるとあっという間に晴れ間,そして再び小雪、小雨というイライラするような天候が続く。それでも散策再スタート。北野異人館街の最奥部の三大異人館の最後の1つ「うろこの館」へ。しかし、うろこの館までの坂道は狭いし、急だし、日頃の運動不足がたたる・・・。先の2つの異人館は各々入館料300円なのに対して、うろこの館は1000円。えぇ〜っとパパが聞き返す。明治38年に建てられた外国人用の高級借家の中をのぞくだけで1人1000円なんて、うちのパパは許せない。

ケチな我が家は入館料を理由に、うろこの館は外から眺めるだけ。ホントうろこのような外壁は面白いので、広い庭園から全貌を眺めてみたいという気持ちはあるのだが、実は同じく入館料を理由に何度か神戸訪れているママパパどちらも1度も入館していないとのこと。流石ケチ夫婦だ。再び急な細坂を今度は下って、今度はママのリクエストで「アメリカンテディベアミュージアム」へ。
まぁ〜うちのママは、テディベアと名がつくと必然的に立ち寄る。蓼科、伊豆、那須はじめ全国のテディベア館はほとんど廻ったと言っても良い程だ。意気込んで入った北野のアメリカンテディベアミュージアムは一歩中に入れば、あれっ心配?と思わせる程、小規模というか?単なる一軒家にこれでもかっとテディベアやアメリカン雑貨がならべてあるだけ。趣味の延長が商売にっ!という典型的なパターンだ。

それでも立派なテディベアの観覧車があったりとベア好きには多少は良いのかもしれないが、一般人にはだまされたような感じ。それでも入場無料の菜優真優ちゃんたちは、あれも可愛い、これも可愛いと大はしゃぎだ。確かに異人館なんて「綺麗〜!」とは言っていたが、興味も少なくまだこちらの方が楽しいのだろう。

早々にベア館を出て(それでも意外に訪れる人多いんだよね)、異人館がならぶ北野通りへ。ここは交通量の多い北野通り沿いに異人館が立ち並ぶ。定番観光エリアだ。シャーロック・ホームズの部屋が人気の「英国館」や「ベンの家」「仏蘭西館」「ラインの館」「旧パナマ領事館」などを眺めて散策。
そして、北野坂に戻り有名な「スターバックスコーヒー北野異人館店」へ。明治40年築の異人館を利用してのスタバ店は、今や異人館の新たなる顔だ。見慣れたスタバの看板もここでは木製看板、実にレトロで良い感じだ。のんびりコーヒーでもっと思ったが、すでにランチタイム。諦めて三宮目指し昼食だ。三宮の高架下をパパの後をひたすらついて行く。

何やらちょっと怪しいような雰囲気のエリアにパパご指名のお店があるようだ。神戸と言えばやはり「神戸牛」。誰もが認める神戸が全国に誇るブランド牛の「神戸牛」喰わずには帰れない。そんな気持ちから安くて美味しいと噂の「ステーキランド神戸館」へ。どうやら地元でも神戸牛を安く頂けるということで人気らしい。パパも以前お仕事で訪れたことがあるとか?ファミリーにシェフが1人ずつついて神戸牛を捌いて焼いてくれるから何となく気分が良い。

パパママ良太兄ちゃんが「神戸牛ステーキランチ」。菜優真優ちゃんは勿体ないのでノーマル牛のステーキランチSに決定。早速いい感じのサシが入った神戸牛ちゃん登場。神戸牛ステーキランチは1人150g・・・もう少し欲しいところだが設定がそれしかないので仕方ない。早速、眼の前で若きシェフが見事な包丁さばきを御疲労。

毎回そうだが油ひいたり、肉焼いたり切ったりとたったそれだけなのに、実に流れるような作業で思わず見とれてしまう。それにジュージューと肉の焼ける音と香りがたまらない。あぁ〜腹が減ったきた。綺麗に切り分けて各々にホント上手に取り分けてくれる。

良太くん&菜優真優ちゃんもいつもとちょっと違う雰囲気にやや緊張気味?それでも、美味しそうなステーキが眼の前にならべば、早速いただきま〜すっと我慢できずに頬張る。そして「美味い!」っと思わずVサイン。パパも150gじゃ物足りないなぁ〜と懸念していたが、何の意外にいい感じのボリュームだ。一見ちょっと焼き過ぎでは?実はパパは美味しいお肉であればこそレアでお願いする。わざわざレアでこだわっているのに焼きが強いと思っていたが、これが参りました。ひと噛みすれば納得。柔らかくて甘いというか?単純に美味いのだ。思わず笑顔だ。

なるほど全国に轟くブランド牛の「神戸牛」参りました。高級店でいただけばランチでも10000円くらいは当たり前。量は少ないと言えども、ランチで格安に頂けるのはホント嬉しい。うん、この味でこの料金、中々のGoodパフォーマンスだ。更にご飯は食べ放題。こう聞くと俄然張り切る良太兄ちゃん。あっという間に4膳もおかわり。良く喰うねぇ〜。

そして豪快に野菜を焼き上げて、再び皆に取り分けてくれる。贅沢で良い感じだ。美味いしね。安価とは言え、家族5人だとそれなりの金額になってしまうが。それでも神戸の重要なアイテムの1つの神戸牛を美味しく頂けたのは嬉しい。あぁ〜満足だ。神戸はグルメ面も充実しているので、選択肢は色々あるが、ここ神戸館は個人的にはお勧めだ。ビルはすごく怪しいけど、エレベーター一歩出ればそれなりに高級感があるので悪くないし、家族連れも多しもちろんビジネスでも使えそうだ。あぁ〜神戸牛、堪能させて頂きました。グルメ派にとっては異人館散策以上に重要なアイテムだっただけにひと安心だ。

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