2009年10月 おらが町の「やると祭」!


祭り最高〜! やると祭の総踊り!

今年も早いもので、秋祭りのシーズンへ。秋と言えば、読書、スポーツ、味覚の秋!などなど多種多様な楽しみが待ち構えている。そんな秋の楽しみの1つが秋祭りだ。全国津々浦々、秋祭りは色々ある。ここ東海エリアは信長、秀吉、家康等々戦国武将でお馴染みなだけに、武者行列をメインとしたお祭りが多い。そんな中、おらが町の秋祭りは「やると祭」という思いっきりローカルな市民祭りが開催される。

規模は小さいものの、お祭りは規模だけではない。特にキッズたちにとっては参加することも楽しいし、多くの夜店がならぶだけでもうワクワクだ。このシーズンは天候が微妙で、毎年雨に泣かされる。ところが今年は爽やかな秋晴れ!まさしく祭り日和だ。菜優真優ちゃんたちは、早速昼間のキッズたちの催しの「しし踊り」の準備!

これで3年連続の参加となる「しし踊り」。最初の年は真優ちゃんがまだ3歳だっただけに、頭上にのせる獅子が怖くてぇ〜もう大変だったことを思い出す。さすがに3回目ともなるとびしっとお揃いの法被と、頭上のお獅子をきめて準備OK!この日のため、夜の練習にもしっかりと参加してバッチリだ。

各町内会毎に児童たち大集合。やると祭の会場は、ダンスコンテストやストリートパフォーマンスで大盛り上がり!2年前は菜優ちゃんは、ダンス教室に通っていたのでダンスコンクールにも出場したのだ。今はダンスからバレエへ変更したので、同じスクールの仲間達の出番にはしっかりと応援も忘れない。そんな中、こどもしし踊りの時間がやってきました。菜優真優ちゃんたちがんばれ!

その前に、謎の宇宙人?の着ぐるみマンが応援に来てくれて、キッズたち大興奮。この暑い中、着ぐるみの中の人にはホントご苦労申し上げる。では、こどもしし踊りスタートだ!各町内から総勢何百人参加しているのだろうか?これだけの子供たちが総出で踊ると中々のものだ。ところが・・・毎年なのだが、先のイベントがおしていて、いつもすごく短い時間しか踊れない。わざわざ夜の練習までしてきているのだ、ものの5分ほどの踊りでは少し可愛そうではないだろうか?

14時から準備して、暑い中1時間以上待ち続けて踊ったのはたった5分・・・・う〜ん、割の合わないイベントのような?それでもお友達たちと楽しくイベントに参加できたのは楽しかったようで、ご機嫌の菜優真優ちゃん!横で待っている親御さんたちはもうかなりのお疲れモードだ。これで昼のキッズたちのイベントは一段落。1度ここで帰宅して夜に備える。でも、黙っては帰ってこれない菜優真優ちゃん・・・予想通りすでに盛り上がりつつある露店を1軒づつ全チェック。ミニカステラやかき氷等早速ゲットです。まぁ〜しし踊りがんばったからねぇ〜。ご苦労様でした。では、第1部終了だ。

昼だけで疲れてしまった体力なしのパパを尻目に、菜優真優ちゃんたちは第2部というか?メインイベントに向けて更にハイテンションモードへ。20時から始まるやると祭のメインイベントの総踊りは仮装コンテンスともかねた流し踊りだ。我が町内のキッズたちの今年のテーマはディズニーのミッキーマウス!小学生の菜優ちゃんはお揃いのシャツや光るミッキーの耳が配られ準備万端。残念ながら保育園児の真優ちゃんはミッキーの耳はもらえたものの、コスチュームは自前。それならばとお気に入りのディズニーのベルのドレスを着込んで菜優ちゃんに負けないほどだ。

早速、お祭り会場へ。昼間も楽しいけど、祭りはやっぱり夜が良いですねぇ〜。配布された光るミッキーの耳と光るペンダントのスイッチをオンしてピカピカの菜優真優ちゃん・・・もうこれだけでご機嫌モードだ。更に行き交う人たちから「可愛い〜!」と声かけられたらもうたまらないって感じだ。

メイン会場はすでにものすごい数!。公道には総踊りに参加する人たち、歩道にはその見物客たちでいっぱいだ。やると祭の総踊りは、この地区の子供達は学校で必ず踊るので全員がマスターしている「やると踊り」を延々と踊り続けるのだ。もちろん子供ばかりでなく、その父兄はじめ地元民は全員が踊れるので中々盛り上がる市民祭りだ。
「シャンシャンシャン・・・シャンシャン」と小気味良い鳴子のリズムと大音量の太鼓にのって、いざっやると踊りスタート!公道を各地区毎に列となって踊りまくる。その距離どのくらいあるのかな?ステージの上にはラジオのDJがこれまたデカイ声で掛け声をかけ、踊る市民たちは軽快な踊りに酔いしれ汗かきながら輪となる。ホント、ローカルな市民祭りとは言え、祭りは祭り。血が騒いでくる。
踊りとは別に、仮装踊りという面も持ち合わせており、各町内会でそれは考えぬかれた面白い仮装行列も見どころだ。我が町内は子供たちがミッキーマウスになりきって参加だ。全員が頭にキラキラと点灯する輝くミッキーの耳をそろいでつけているのですごく目立つ。特に当の本人たちの菜優真優ちゃんたちはこのキラキラモードに大感激!だから当然やる気満々!そして、祭りと聞いて黙っていられないのが我が家・・・早速、飛び入りでママ&パパ参加だ!
しかし、こういうローカルな踊りは地元の人にはいたって簡単な踊りなのだろうが、転勤族の我が家においては非常に難しい。学校の運動会などの行事では必ず踊られるこの「やると踊り」、転校生として途中からいきなり入った息子たちはさぞかし大変だったであろう。何せ周りは皆保育園時代から踊り続けているのだ・・・1人この環境に入るのはきつかったはずだ。反面、菜優真優ちゃんたちは、しっかりと地元仕込みという感じでパーフェクト。パパは見よう見まねで必死に踊る。しかし、年のせいか?リズムも悪いしカンも悪い・・・祭り好きとは言え、博多祇園山笠とは全然勝手が違って大苦戦。確かに山笠は男の気合いの祭り、やると祭は市民たちによる友愛?の祭り全然違うもんね。

博多で言えば、歴史と伝統の「山笠」に相反するとも言える市民祭り「博多どんたく」の規模を滅茶苦茶小さくしたのものと雰囲気は似ている。正直ローカル色たっぷりだが、その分楽しいとも言える。画像ではその軽快な踊りのリズムや動きを紹介できないのが残念だが、よさこい踊りほどの迫力はないけれど、小気味良さが抜群でホント楽しいのものだ。18時から20時までの約2時間、思いっきり踊りまくる!祭りは理屈じゃないのでホント楽しいですね。我が家も結局最後まで踊りきり、無事踊りの輪の中でフィナーレを迎える。

総踊り閉幕のあとは、各地区に戻って参加賞とも言えるお菓子を子供達はもらって解散。何てことないお菓子なのに、踊りきった後にもらえると何か達成感があって菜優真優ちゃんたちも格別のようだ。さぁ〜て、踊りの後は、キッズタイム!各夜店へ突撃だ!まずはお好み焼き、焼きそばなどの軽いお夜食をゲット。続いて、定番中の定番の射撃に挑戦!良太兄ちゃんは得意だけど、さすがにちびっ子達には難しい。
更に輪投げにも挑戦。これまた難しい。ターゲットにひっかかるものの、完全に下までくぐらないとゲットとならないため、ホント歯がゆい。輪投げはいくつか出店されていて、中には「おばちゃん、これが欲しいんだけど・・・?」「そのへんに狙って投げやぁ〜」とのコメント。言われた通り近辺に投げ込むと「はい、ニアピンショー」とばかりにおばちゃんが狙っていたものをくれるという、実にアットホームなテキ屋もあって良い。それも全部交渉次第のようですが・・・。この技を使って、狙ったものを的確にゲットしていく菜優真優ちゃん。こりゃ満足だろう。

流石に21時過ぎて菜優真優ちゃんは、もうフラフラ。そりゃそうだろう、昼から「しし踊り」そして的屋まわり、夜から「総踊り」そして再び夜店まわり・・・・疲れて当たり前だ。それでも、我が家は祭り好き!その血は皆統一しているようで大満足の1日となったようです。パパのお祭りページには全国的にも有名な博多の「山笠」や沖縄の「那覇ハリー」など、男の血が騒ぐお祭りが紹介されているが、こういった市民祭りは気軽に参加できるという意味で遥かに親しみやすく、単純に楽しくて良い。何より子供たちと一緒に汗かける祭りは規模に関係なくいいもんですね。さて、来年もがんばるとしましょうか?楽しいおらが町のお祭り紹介でした。


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