2008年7月 水晶浜海水浴と加賀温泉峡旅行! その3
(ゆげ街道〜あやとり橋、山中温泉散策!)
山中温泉のシンボルの1つ「あやとり橋」
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とりあえず朝風呂は最高だ。のんびりしていたら、あっという間に朝食タイムに。朝食も夕食と同じ宴会場へ。何やら朝から豪勢な朝食が用意されている。特に、福井の夏の朝食にも登場してくるが、ここ山中温泉の朝食にも笹カレイ。これが実に美味いんだよね。焼き魚も普通に出てくるよりも、ここのように眼の前で火に炙って頂くと雰囲気も味も全然違う。そしてこれ又眼の前でつくるお豆腐。にがりを入れて自分でつくって頂く豆腐も中々良いものだ。 |
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いつもそうなのだが、宿で頂く朝食の美味いこと!不思議とご飯を何杯もおかわりできる。ファミリーみんなで美味しく頂けました。わぁ〜満腹。御馳走さまでした。部屋に戻って悲しいけど出発の準備。露天風呂付きのこの部屋は広くて落ち着けた。少し年期が入った部屋ではあるが、この露天風呂に勝るものはない。キッズたちが走り回るのに丁度良い広さの部屋でした。 | ||
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ママが一生懸命お片づけしている間に、良太兄ちゃんと真優ちゃんが再びその露天風呂へ。何度入ってもこの風呂は飽きない。朝からウグイスはじめ小鳥だちのさえずりと、大聖寺川のせせらぎが心地よく響いてくる。そして眼の前に広がる緑の美しさ。実は、これだけの猛暑・・・せっかくの名湯山中温泉に来ても、ゆっくり温泉なんて入っていられないじゃないか?と心配しておりました。ところが、露天風呂と言っても庇の下で、実に快適。丁度良い。まさしく温泉満喫って感じでした。もっとずーっとこの露天風呂でのんびりしたかったけど、残念チェックアウトの時間がが近づいてきました。 |
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賄いさん等皆さん出てきてくれてのチェックアウトです。流石老舗旅館だけあって対応もまずまずでした。左が実際の翠明のエントランス。「あれっ?TVドラマはるちゃんの翠明と随分違うなぁ〜」お気づきの方いらっしゃるかもしれません。その通りで、実際のTVではこのエントランスは使われず、完全にセットだったんだそうです。フロントなんかも全部セットだったので、TVの翠明は全然別物。エントランス出ると、TV用の翠明のエントランスセットの1部が未だ保存されておりました(中画像)。これがはるちゃんの翠明です。実際に撮影の舞台になったのは、大浴場の清掃シーンはじめいろいろあるとのことですが、意外と目立たないところで、ほとんどがセットだったとのことです。翠明を後にすると、山中温泉の中心街の「菊の湯」へ。 |
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菊の湯は、山中温泉街のど真ん中にある湯元だ。綺麗な元湯は人気で、朝からお客さんでいっぱい。まさに山中温泉の象徴だ。その菊の湯のまわりには、山中節が見れる「山中座」があり、足湯「笠の露」もある。早速、良太くんはじめキッズたち足湯に入って・・・予想通り「熱〜い!」と絶叫。飲泉も楽しめるので、ママが早速頂いております。湯元の菊の湯の楽しみは温泉だけではない。 |
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人気の「菊の湯たまご」手作り体験があるのだ。要は温泉たまごを自分で作ろうという体験コーナーだ。68℃の源泉が流れ込んでいる「ゆで処」に自分で玉子を入れてつくるというものだ。菊の湯でたまごを購入。3個210円5個350円。我が家は当然ながら5個ゲット。カゴも貸してくれるので、ゆで処の蓋をあけて玉子をセット。熱い源泉なので良太くんちょっとドキドキ。あとは蓋を閉めて時間の計算するだけ。超簡単。 | ||
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温泉玉子ができあがるまで、山中温泉街の中心のゆげ街道散策へ。ゆげ街道は、距離でいうとたったの数100mしかないが、その間に名産の山中漆器の店や九谷焼の店、他にも雑貨店や加賀の名産、地元の産直の店等面白い店が軒を連ねている。そんな中、まずは定番の「町人旅人亭」へ。ここでは山中温泉出身の和の鉄人「道場六三郎」の味として、季節に応じた旬の鍋をワンコイン(100円)で振る舞ってくれる。夏は加賀トマトのがガスパッチョ。簡単に言うと冷製トマトスープだ。これが冷たいからさっぱりしていて実に美味い。こりゃ何杯でもいけるやぁ〜。
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ママも菜優ちゃんもご機嫌で和の鉄人の味を堪能。ちなみに春は加賀野菜スープ、秋は加賀じゃがポタージュ、冬はカニ汁大鍋だそうです。お勧めです。続いてお隣の「あ〜ば〜ちゃんのオルゴール館」へ。ここではオルゴールの手作り体験ができる。これはまずいと素通りしたかったが、早速真優ちゃんに見つかる。こういったキラキラ系や可愛い小物系が大好きな真優ちゃん。予想通りビンゴ!!「これやりたいぁ〜い」と大騒ぎ! |
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結局、菜優ちゃん真優ちゃん各々オルゴールつくりに挑戦。こういう時にどちらかだけという訳にいかないのが、年子の姉妹のきついところだ。オルゴール作り自体は高くないのだが、各パーツが高い。オルゴール本体に、ケース、それを装飾するアイテムが実は高価。だまされたぁ〜とは言わないが、あっという間の高額オルゴールへ変貌していく。おいおい、これ高いからキャンセルなんて、この期におよんで口にできない。菜優ちゃんは、苔のような緑をベースに大好きなトトロをセット。真優ちゃんはお花でいっぱいの中にデコ携帯のようなきららバージョン。 | ||
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ケースにオルゴール本体をドライバーでセットし、あとは装飾だけだから、決して難しい訳ではないが、幼児の2人にとっては大チャレンジのようで真剣そのもの。がんばれ、菜優真優ちゃん!20分くらいかけて無事2人とも完成!2人とも出来映えには大満足。良かったねぇ〜。 | ||
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菜優ちゃんのトトロオルゴールはトトロのテーマ。真優ちゃんのキラキラオルゴールはIt's a SmallWorldだ。自宅に帰ってご機嫌に鳴らしておりました。良かったね。かれこれ時間を経過してしまったのであっという間に温泉玉子の出来上がりの時間に。あわてて菊の湯へ。この温泉玉子は45〜90分の間に自分の好みでゆで処から引き上げれば良い。我が家は約60分ちょっと。完璧だ。でも、熱くて玉子が持てな〜い。結局あとでみんなで美味しく頂きました。すごく美味しくて大満足でした。ここでゆげ街道を後にし、山中温泉の観光スポット散策へ。まずはシンボルの1つ「あやとり橋」へ。 | ||
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S字型のユニークなデザインの「あやとり橋」は赤紫色の派手な橋で、今や山中温泉のシンボル的存在だ。散策に丁度良い「鶴仙渓」の遊歩道にあって山中に来たらはずせないポイントだ。更にその袂には、鶴仙渓の新名所として人気の「川床」がある。遊歩道には各所に標識があって分かりやすいので安心だが、今日は猛暑。ずーっと歩いていくにはかなり厳しい。川まで降りていくと見えてきました休憩ポイントに最適な川床。 | ||
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パパは京都の本場川床で食事をした経験あるが、ファミリーははじめて。こんな猛暑の中でも、川からの涼風がとても気持ちよい。昔の人はいろいろ考えたものだ、ホント自然の冷風システムは心地よい。涼風も良いけど、川のせせらぎ音も良いですね。 |
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この人気の川床は、ただ涼むだけではない。これまた山中温泉と言えば「和の鉄人 道場六三郎」が再登場してくる。和の鉄人がレシピの「冷製 抹茶しるこ」が頂けるのだ。大人500円小学生400円。これが冷たくて甘くて・・・大好評。はじめいらないと言っていた菜優真優ちゃんも結局追加注文。 |
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いやぁ〜すごくのんびりできて、最高のシチュエーションです。1時間くらいのんびり過ごしても全然飽きない感じだ。その上この美味しい抹茶しるこ付きとくればホント最高。川と逆側には滝もあって清涼感抜群。おかげで汗もひきました。いやぁ〜ホント良いところだ。 | ||
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あまりのんびりする時間の余裕もないので、重い腰をあげて散策再開。再びあやとり橋まで上がります。いけばな草月流家元の勅使河原宏氏デザインのユニークなS字型のあやとり橋前でハイポーズ!あやとり橋を中心にこおろぎ橋から黒谷橋まで続く鶴仙渓遊歩道は約1.3km。徒歩で約25分程だ。途中奇岩や滝、松尾芭蕉が逗留した芭蕉堂等見所はたいへん多い。 |