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2008年7月 水晶浜海水浴と加賀温泉郷旅行! その2
(美味しい加賀グルメと山中温泉の名湯堪能!)


何度食しても美味い!アワビの踊り焼き!

さぁ~て、楽しみにしていた夕食スタート!九州でいろいろと美味しいものを堪能しまくってきたが、ここ加賀も九州に負けない程の素晴らしい食材の宝庫と言える。日本海の荒波に鍛えられた海の幸、加賀野菜と言われる山の幸・・・共に申し分ない。唯一九州と違うことはその職人の腕前だ。九州は美味しい食材をこれでどうだ!とばかりに、食材自体の美味さを前面に出してくるのに対して、こちら加賀料理は、すごく手のこんだ繊細な料理に変貌して旨味とともに、見た目にもこだわった懐石風に出てくる。九州は「食材が良過ぎて板前が育たない」と言われるが、ここ加賀はそれらを超越している。先付はキャビアがのったゴマ豆腐にじゅん菜。竹筒とろろ。前菜に赤魚床漬、つぶ貝、青梅、そして名産の加賀太胡瓜等いろいろあって実に良い。そして加賀トマトと言われる美味しいトマトのワイン煮。これが実に美味いのだ。これっホント美味い。メイン料理級の扱いだ。

お造りは鮃の薄造りをメインに、カンパチ、サザエ、甘エビそして鯛雲丹巻き。どれも歯ごたえ抜群で美味い。そして何より雲丹を鯛でまいちゃうんだから贅沢だけど、これが美味!最高。流石に日本海の幸は美味しいんだけど、全然目立たないだけど要所要所に出てくる加賀野菜が実に美味い。竹筒とろろも初めて頂くが、竹筒の中は自然薯のとろろが入っていて、これがまるでスープのようで抜群。おかわりが欲しい程だ。う~ん、見た目は平凡っぽく映るかもしれないが、実に美味い。そして視線に入ってくるのが元気よく皿の上をひっくり返りまくる鮑ちゃん。

加賀野菜の歯ごたえや絶妙な味付け、雲丹や冷えた自然薯の甘さ・・・これらの素晴らしさは画像では全然伝えられないのがホント悲しい。それに比べてメインとなる元気な鮑ちゃんは細かい説明はいらないだろう。もう皿の上で何度ひっくり返しても起き上がるほど元気な鮑ちゃん。驚いたことに、パパママだけでなく、良太兄ちゃんにも1杯ついてくるのだ。おいおい、小学生に鮑の踊り焼きなんてちょっと贅沢じゃない?この分ハンバーグにかえてもらって値引きして欲しいものだ。それに反してさも当然のように鮑を手にする良太くん。それがどれだけ高価か知っているのだろうか?

北陸の海の幸の冬の主役が蟹であれば、夏の主役は鮑であろう。夏の高級食材の代表とも言える鮑。1人1杯ついてくるとすごく贅沢な感じがあって良い。サイズもすごく立派で申し分ない。早速、良太くん自ら鉄板の上へ。可哀想・・・でも美味そう。菜優真優ちゃんたちは、お子様ランチを美味しく頂いています。大きな海老フライを豪快にガブッと。ご機嫌。

熱い熱いと踊りまくる鮑ちゃん・・・流石にこのもがき苦しむ姿だけは可哀想なもんだ。でも美味しくなれっと早々とバターのっけちゃおう。あっという間に鮑が焼き上がり、何とも言えない香りが部屋中に漂う。う~ん、ヨダレが出てくる~。
さぁ~て、鮑ちゃん頂きま~す。鮑って不思議なもんですよね?刺身で頂くとあれだけコリコリと歯ごたえ抜群なのに、ステーキにすると反してすごく柔らかい。力なんて全然入れずにスッーと切れる。口に入れても実に柔らかい。うんうん、美味い!!俗にいう高級食材、不味かったら問題だが、ホント何度食べても鮑は期待を裏切らない。

ママもいつもより少し厚めにカットして、鮑ちゃんの美味さを満喫!やはり夏は鮑だなぁ~。続いてこれぞ加賀料理という感じの炊き合わせ。もちろん中には冬瓜、蓮根、南瓜等々加賀野菜がいっぱい。それにゆかり餡がたっぷり。これも画像では伝えられない美味さだ。鮑をおさえて、今宵のメインをはるのが加茂茄子田楽だ。これがホント焼きが絶妙。う、う、美味い。京料理の夏の顔とも言える加茂茄子だが、定番の甘めの味噌がたまらない。これまたおかわりしたいほどだ。

〆もいろいろ出てきて面白い。まずは加茂茄子とならび京料理の夏の顔の鱧。それも今宵は鱧寿司だ。それもその鱧寿司を思いっきり酸っぱい梅肉につけて頂く。う~ん、夏にはこれだねぇ~。多少食欲落ちてきても、この組み合わせならばいけるねぇ~。鱧と梅。ナイスコンビネーションでした。続いて石川名産の金時草ふかしの昆布そうめん。これが〆に最高。その上、おろし蕎麦。もうぉ~お腹いっぱい!満足じゃぁ~。そしてデザートにメロン。キッズたちもお腹いっぱい。
もちろん、ラストのメロンに大興奮のキッズたち。パパのメロンも早々に奪い、更にご機嫌の菜優ちゃん。我が家のキッズたちは当然ながらフルーツ好き!ラストのメロンを思いっきり頬張って大満足の〆となりました。こう画像で改めて見てみると、インパクトがやや少ないかもしれませんが、自称グルメファミリーの我が家にとって合格点のお料理でした。お風呂も大事だけど、やはり料理だよねぇ~。う~ん、翠明を選択して良かった。流石じゃらんで人気No1の宿だ。っと美味しい夕食の余韻に浸っていたパパママの気分をぶち壊すように、広い宴会場を駆け回るキッズたち・・・はいはい部屋に帰りましょう。
部屋に戻ると、キッズたちは早速「お風呂、お風呂!」と大騒ぎ!それもそのはず、今宵の部屋は広い露天部屋風呂付き。贅沢な部屋とったのだ思いっきり部屋風呂満喫しなくては。早速キッズ+パパは入浴。今までいろいろ部屋風呂のある部屋に宿泊したが、今までの中で1番立派なお風呂と言えるかもしれない。総檜ってとこも実に良い。旅館街の中の露天風呂とは違い、前は渓流と森・・・実に良い。そして庭付きというところも開放感あって落ち着ける。あぁ~最高だ。賄いさん曰く、高い貸切風呂よりもこの部屋風呂の方が良いとか?うん、交渉してこの部屋を指定しただけのことはある。

温泉でさっぱりした後も、キッズたちは落ち着かない。何故なら菜優真優ちゃんには、おもちゃ交換券があるからだ。チェックインの際にもらったキッズたちだけの特典だ。1Fの広いお土産ショップで好きなおもちゃと交換できるのだ(ファミレスのお子様ランチについてくるおもちゃのレベルだけど菜優真優ちゃんたちは大喜び)。悩んだ結果、喧嘩にならないよう2人同じお絵描きセットを選択。うん、同じ物2つあって良かった。揉めると姉妹はたいへんだからね。続いて、パパと良太兄ちゃんは卓球勝負。温泉と言えばやはり卓球だ。汗だく・・・でも卓球はパパに一日の長があったようでパパ完勝。

続いて定番のゲームコーナーへ。ここだけは良太兄ちゃんの独壇場。カーレースのゲームで大ハッスルだ。菜優真優ちゃんはスロットに挑戦。ここで懐かしいインベーダーゲームを発見。実は小学5年生の良太くんはインベーダーを知らない。簡単だよ!と気軽に挑戦する良太くん・・・あれだけ難しいTVゲームをクリアしていく良太兄ちゃんもインベーダーには悪戦苦闘。こればかりはママパパ世代だ。

「良太兄ちゃんにゲームで初めて勝てる?」とはりきったのがパパだ。昔ならした「名古屋打ち」でインベーダーを蹴散らすぞ!と自信満々。良太くんも「名古屋打ち?」とパパに大注目。ところが・・・インベーダー世代と言ってもかれこれ30年ちかくも昔のこと・・・すでに名古屋打ちも遠い過去の技だ。身体が覚えていると思いきや、記憶の片隅にも残っておらず「あれっあれっ、おかしいな?」とインベーダーたちがリズムにのって下がってくるたびに、パパの口からは弱音が・・・そしてあっという間の撃沈。口程にもないとはこのことだ。パパやはり面目丸つぶれ。しばし落ち込んでいました。良太くん&ママ再び挑戦するも悪戦苦闘。やはりインベーダーって面白かったですね。ここ翠明は人気TVドラマの「はるちゃん」の宿なのだ(正確にはパート3まで)。館内にはそのはるちゃんのポスターやサイン色紙、写真等がいろいろ展示されている。昔ママも見てたようで、懐かしいって見てました。あぁ~楽しい夜でした。

朝も早かったし、海で思いっきり遊んだし、旅館でもかなり興奮したので、家族全員熟睡。ホント良く眠れました。その分、翌朝はすっきり。天気予報はかなり危なかったのですが、パパ雨男卒業かな?今朝も実に良く晴れて行楽日和・・・というか昨日に引き続き暑過ぎかも。とりあえず起床と同時に、この部屋自慢の部屋風呂で贅沢な朝風呂。

夜は、この緑の景色を楽しめないので、やはり露天風呂は夕方と朝ですね。いやぁ~この深い森がここ山中温泉の売りですね。実に趣きあって良いです。加賀四湯の中で山代、片山津、粟津は、どちらかというと町の中の昔ながらの温泉街と言う感じで、やや寂れた感じがあり今や団体さんの宴会温泉場という雰囲気だ。それに比べ山中温泉は名の通り、1番山側で、美しい鶴仙峡の絶景が眺められるので、趣という点では群を抜いている。実に良い。その上、かの松尾芭蕉が、有馬、草津とならぶ日本三名湯と称えたことでも有名で(これは芭蕉の称える三名泉で一般的には有馬、草津、下呂を三名泉と呼ぶ)、情緒、泉質、自然美どれをとってもその名に恥じない。

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