2014年3月 世界遺産・熊野古道散策と幻の魚・クエ堪能の旅! その4
(脚がすくむ?天狗倉山山頂の大岩からの尾鷲市街の眺望に恐れながらも感動!)
うぅ〜脚がすくむ〜?天狗倉山の素晴らしい尾鷲市街の眺望!
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登り始めて約15分で、最初のポイントとも言える「夜鳴き地蔵」に到着。本来は旅の安全を祈願するために建立されたお地蔵様だが、いつの間にか地元の方には子供の夜泣き封じのお地蔵様になっていったとのこと。なるほど、哺乳瓶が未だに供えられていました。その先にはこれ又馬越峠のポイントとして有名な「石橋」へ。単なる小川にかかる大きな一枚岩の橋なのだが、ここからみる石畳道は延々と続くように見えて人気のビューポイントなのだそうだ。なるほど石畳がいい感じに続いていて綺麗だ。 |
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おいおい、前日の松本峠とは全然違うぞ〜。とにかく傾斜が全然キツイし、何より距離が全然違う。いやぁ〜松本峠はハイキングって感じだったが、ここ馬越峠は山登りと言っては大袈裟かもしれないが、ちょっとしたトレッキングだ。元気いっぱいのキッズたちはいいとしても、パパママはしばし立ち止まり息を整える回数が増えてくる。キつ〜い急階段の途中、次のポイントともいえる「馬越一里塚」にようやく到着。一里塚ってもっとわかり易いものと思っていたが、言われなければ気付かない感じだ。 |
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スタートして約40分。ようやくえらくキツイ急階段をクリア。先を急ぐキッズたちにパパ懇願して休憩タイム。いやぁ〜汗だくだし、もう脚がガクガク・・・10分くらいは休ませてよぉ〜。先に到着しているキッズたちは休憩も十分だろうが、遅れて到着するパパママはキッズたちのペースでいったら休む暇もない。それでも行くよぉ〜と菜優真優ちゃんに励まされながら重い腰を上げるパパママ。がんばって歩くと次のポイントともいえる「かっぱ岩」へ。なるほど河童っぽく見えるねぇ〜。 | ||
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パパママはフラフラになりながら、ようやく馬越峠のてっぺんの茶屋跡へ到着。江戸時代末期の俳人「可涼桃乙」という人の「夜は花の上に音あり山の水」という句碑の前で、菜優ちゃんハイポーズ!ここが丁度海山町と尾鷲市の境でもあるようだ。いやぁ〜馬越峠登り詰めたぞぉ〜。苦しんだだけにホント嬉しい。ここで悩む・・・体力的にはかなりキツイのだが、ここまで来たら行かなきゃ損と言われる天狗倉山へ挑むかどうかだ?キツいけど絶対に挑むべきっと言われるだけに、天狗倉山目指すことを決断。いざっ挑戦だ。 |
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ところが・・・噂通りの急階段。こりゃ半端じゃない。パパママ何度も休息するも脚が前に出ない・・・それでも菜優真優ちゃんに励まされながら(とは言えあっと言う間に見えない先に行ってしまうのですが)がんばるパパママ。ここまで来るとホント山登りのレベルだ。でも、頂上からの眺望は素晴らしいらしい・・・がんばるしかない! |
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ようやく頂上の大岩が見えてきた。あともう少しだ・・・ようやく登り終わると、おいおい噂の梯子発見。実はこの大岩の上がてっぺんなのだ。画像だとこの梯子なんてことないように見えるかもしれないが、これが高くて怖い〜。元気いっぱいだった良太兄ちゃんでさえ「これ登るのぉ〜」っと少々躊躇。ここぞっとばかりパパが汚名返上と最初に登る。ところが、高所恐怖症のパパ、予想以上に怖い。だって、山頂に大岩って・・・何でこんなところに大岩があるの?これホント落ちないの?考え始めたら恐怖心が沸き上がってくる・・・。 | ||
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みんな怖がりながらも登ってきたが、やはり怖い。想像以上に大岩の上は広いのだが、何だろう落ち着かないというか?はっきり言って脚がすくんでしまう。やはり怖いのだ。だって下を覗き込めば断崖絶壁。高所恐怖症のパパと良太兄ちゃんは素晴らしい眺望を楽しむ余裕が全然ない。反して女性陣は標高522mの眺望を思いっきり楽しんでいるようで、男女で明暗わかれたという感じだ。 | ||
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あまりにも居心地が悪いので、早く降りようよと騒ぐパパ・・・いやぁ〜情けない。再び梯子に挑むも、これが上りよりも下りの方がより怖い。流石にファミリー全員緊張しながら梯子を降りる。ところが、もっと怖いものがあった。大岩の下からの眺めだ。ここも岩なのだが覗き込むと、まさに断崖絶壁!この断崖度大岩の上よりも激しい。おいおい、こんなの下覗けないよぉ〜。恐怖度最高潮だ。その分、尾鷲市街の眺望はホント最高!まさにこれぞっ絶景だ! | ||
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嬉しいことにこの断崖絶壁の背を渡っていける・・・ふらついたら一貫の終わりだ。そんなパパを尻目に真優ちゃん、ご機嫌で行ったり来たり。反して怖い良太兄ちゃんは皆に言われ仕方なく真優ちゃんの後を追わされるがかなりへっぴり。しかし1番だらしないのは「吸い込まれる〜」と泣きを入れるパパだ。噂通りの眺望とスリル感を味わった後は、急階段を今度は下りだ。これが疲れたパパママには脚がもつれて意外にもキツイ。 | ||
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約1時間の天狗倉山往復を済ませ、再び馬越峠茶屋跡へ戻る。もうパパママはしばし休まないと動けな〜い。最後の力を振り絞って馬越峠の下りへ。ようやく下りの名所の「桜地蔵」に到着。菜優真優ちゃんは元気一杯覗きに行くが、パパママは覗きに行く元気も残っていない。情けない限りだ。 | ||
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もうあとは勢いまかせとばかり一気に下る・・・そしてゴール手前とも言える「行者堂」を通過。もうゆっくり立ち寄る余裕もない。そして、ようやく無事馬越公園へ到着。あとは尾鷲市街へ降りるだけだ。ところがこの最後の一般道の坂の激しいこと。もう脚がガタガタ状態なのでホントキツイ。下から眺めると天狗倉山ってホント高いよねぇ〜。山頂のあの大岩も下から確認できる。菜優真優ちゃんも「へぇ〜あんな上まで歩いて行ったんだぁ〜」と満足顔。 | ||
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そして、ついに熊野古道・馬越峠のゴールの北川橋へ。あぁ〜約3時間の馬越峠走破だ。もうヘトヘトに疲れたけど、不思議と満足度も高い。ここでホテルで教えてもらったタクシー会社へ連絡し、最後のポイントの尾鷲神社でタクシー待ち。最後に尾鷲神社のシンボルの大楠を見学。そうこうしているとあっという間にタクシーが到着。約1000円ほど、無事道の駅「海山」へ戻ってきたぁ〜。 | ||
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馬越峠走破成功の満足感?達成感?からかひと安心したせいか?いきなり腹が減った〜っということでここ道の駅「海山」でランチをとることに。キッズたちは飽きもせずに好物のマグロ丼。パパママは「渡利牡蛎まぶし丼」だ。実はこれっ地元の「きほくラブめしグランプリ」の初代チャンピオンなのだそうだ。見た目は期待をちょっと裏切る感じだったが、いざっ食べてみると、うん美味い!やはりこのエリアの牡蠣は極旨ばかりだ。なるほど満足。 | ||
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これにて2日間の日程無事終了。あとは渋滞ないこと祈るばかりだが・・・残念、何と90分の超大渋滞だ。これには心が折れるパパ。それでも何とか渋滞突破、そうなると腹が減る。御在所SAで軽いディナーをとることに。パパは四日市のご当地グルメの「トンテキ」をゲット。う〜ん、何度食べても濃い味&えらいボリューム。腹一杯だ。約5時間かけてようやく我が家へ到着。疲れたぁ〜。帰宅すれば愛犬3匹が大歓迎モード。寂しかったぁ〜ご免ね。夜は早速お土産のデコポンをみんなで満喫。更に七里御浜で拾ってきたお気に入りの丸石を取り出してきてご機嫌の菜優真優ちゃん。とりあえず、極旨のクエ三昧、更にキツかったけど熊野古道チャレンジできて大満足な旅行となりました。あぁ〜クエもっと喰いたいなぁ〜。 |
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