2012年1月 知多半島へ、グルメ新年会旅行! その2
(知多半島名物のトラフグを思いっきり食べまくろう!)


わぉ〜待ってました、てっさちゃん!

焼き物散歩道からちょっとはずれ、とこにゃんの真下にあたる「とこなめ招き猫通り」へお立ち寄り。実は、常滑は招き猫生産量日本一の町なのだ。壁面に39体の様々な招き猫オブジェが飾られている。「これ可愛い〜これ酷い〜っ」と、これが意外に面白い。更にポストの上にも可愛い招き猫オブジェ発見!更に、やきもの散歩道からはずれた奥の映画「20世紀少年」の有名なロケ地2ヶ所を散策。第1章で、ドンキーがアポロ11号の月面着陸を話すシーン、最終章ではケンジが巨大ロボットをバイクで追うシーンなどが撮影された「相持院」。同じく第1章で、ケンヂ、ヨシツネ、マルオがドンキーから逃げるシーン、第2章では、カンナの同級生の響子がともだちランドのボーナスステージに降りたったシーン、最終章では、少年期のともだちが友達からいじめにあうシーンが撮影された亀岡製陶所から庚申堂に続く小径。あまり詳しくないので感動が薄いが、20世紀少年ファンにとっては感動的なポイントなんでしょうねぇ〜。

再びやきもの散歩道へ戻ったところで、予想通りパパが疲れたぁ〜と駄々をこねはじめてきた。っということで休憩タイム。雑貨&Cafeの「KANDA百貨店」へ。レトロチックな店内がすごくいい雰囲気だ。早速、大きな苺が美味しそうなロールケーキとパパが珈琲、ママがアールグレイティーを注文。常滑焼きのカップがすごくいい感じだ。う〜ん、ロールケーキも美味いねぇ〜。雰囲気がいいと美味さも倍増だ。ここで、真優ちゃんが、先ほど何気なくママがゲットした枝豆の箸置きを出して、「可愛い〜」とママと大騒ぎ。おいおい、いつの間にそんなの買ったんだぁ〜?っとパパびっくり。

美味しい珈琲&紅茶&ロールケーキのおかげで元気が出てきたぁ〜。よぉ〜っし、散策再スタートだ。ここでも再び20世紀少年のロケ地発見。最終章でお面をつけた少年とともだちが出会うシーンに使われたのが、右上の光きゅうすの西側高台だ。その他この周辺はまさにどこもロケ地という感じで、至る所が映画に登場してくる。ケンジがバイクに乗って巨大ロボットを追いかけるシーンもここだ。もちろん、ここは「煙突のある風景」と言われるやきもの散歩道の象徴的シーンでもあるのだ。ちなみに20世紀少年のロケ地情報はこちらからどうぞ!

なるほどレンガ式の煙突の姿がこれだけ見れるのもあまりないことだ。何となく懐かしい感じがする眺望だ。今や使われていない煙突がほとんどなのだろうが、先記もしたが、どれもかなり老朽化してきているので、今後の保全は大変だろうがぜひ残していってもらいたいものだ。本日1番喜んでいるのははっきり言ってママだ。とにかくこういう雑貨屋さんめぐりは大好物のママ。全部で何十軒あるかしらないが、ほぼ完全制覇を目指すという感じだ。

本来は約1.6kmのやきもの散歩道は約1時間コースだが、我が家はママの気合いにより2時間ちょっと・・・おいおい、時間かけ過ぎじゃない?福岡在住時も、伊万里や唐津&有田など陶器名所に出向いたが、ママはホントご機嫌!好きなんだよねぇ〜。1人ご満悦モード。結局、数あるショップの中から、夫婦茶碗と枝豆の箸置きをゲットして散策終了。あぁ〜歩いたぁ〜っとパパと良太兄ちゃんは思いっきりお疲れモード。でも、やきもの散歩道は今回散策したAコースと、常滑の地場産業ともいえるタイルのINAXのミュージアムなどもまわる長いBコースもあるので、半日観光には最適だ。もちろん常滑焼きの陶芸体験出来るところ多いので、思い切ってロクロ体験なども有りだね。とりあえず、予想以上に常滑楽しめました。

15時半過ぎに常滑を出発。目指す南知多町の民宿までは南知多道路を走れば1時間もかからない。う〜ん、ちょっと早いかなぁ〜ということで、「豊浜えびせんべい 鯛祭ひろば」へお立ち寄り。もう時間が遅かったので工場見学は終わってしまっていたが、行きたがっていたのはパパで、その目的は名物のえびせんべいではなく、ここ豊浜の奇祭とも言われる「鯛まつり」の鯛みこしだ。おぉ〜鯛みこし初めて見たがデカ〜イ。10〜18mもある大迫力の鯛みこし見れただけで満足。お土産にいくつか海老煎餅をゲットして、いざっ宿へ。
南知多町山海の海鮮旅館「内藤屋」へ到着。海鮮旅館とは大袈裟で、実際には漁師民宿って感じだろうか?実は、前もってネットで調べた際に、あまり評価が高くなかったので(っというよりも悪かった)正直あまり期待していなかったのだが、意外に悪くない。部屋も古くて多少タバコの臭いがあるものの、すごく広くて予想よりはいい。まずは第一関門合格という感じだ。早速、屋上の露天風呂へ。贅沢な高野槙の露天風呂とアメリカ生まれの本格派ジャグジーがこの宿の売りだ。温泉でないのがちょっと残念だが悪くないねぇ〜。伊勢湾の眺望も遠くだが悪くない!

但し、悲しいかな時間制・・・食前は男性用で20時以降は女性用になってしまうので(朝は再び男湯に)、遅れてチェクインして食後に露天風呂入ろうかっという男性陣は内湯しか入れない。運悪くこのパタ−ンにひっかかった方の評価は悪くなってしまっているようなので、注意しないといけない。おかげさまで、我が家はパパと良太兄ちゃんは、思いっきり貸切状態で露天風呂を満喫。さっぱりしてから、待ってました夕食タイム!何を待っていたかと言えば、ずばり「河豚」だ。そうだ、今回の我が家の新年会旅行の目的は「トラ河豚を食べに来た!」と言って良い!ご主人が現役の漁師という漁師宿だけに部屋などどうでも良いと言っても良い?そうだ晩飯に期待大だ。早速「てっさ」の登場!ファミリー皆で「おぉ〜」と思わず唸る。

パパ、ママ&良太兄ちゃんは河豚コースで、菜優真優ちゃんたちは可哀想だがお子様ランチ。河豚コースには先付け、更に美味しいお造りもついているんだよねぇ〜。菜優真優ちゃんたちも蟹グラタンに特大海老フライ、つくね等々お子様ランチ気に入ったようだ。早速、大人チームはてっさを頂こう!いやぁ〜何度見てもこの薄造りって綺麗だよねぇ〜。思わず見とれてしまう。予想通り良太兄ちゃん、てっさをガチ食い。一気に数枚すくっては「美味い!!」と笑顔。そんなご機嫌のお兄ちゃんの顔を、真優ちゃん興味津々に覗き込む・・・そしてこれ又予想通り「私も食べた〜い!」と懇願。
良太兄ちゃんのガチ喰いだけでも、焦るパパママなのに、ここで菜優真優ちゃんも参戦となり、一気にてっさへ集中攻撃・・・おぉ〜早く食べなくてはなくなってしまう〜。しかし、こんな薄造りなのにしっかりとした歯ごたえ。やはり河豚は冬の王様だねぇ〜。ただただ美味い。そして「てっぴ(皮の湯引きね)」も美味い。このコリコリとした食感はホントたまらん。しかし、3人前としてはかなりボリュームがあって嬉しい。。この量は普通ならば4〜5人前なんじゃない?あぁ〜てっさ最高!ここで「河豚の唐揚げ」、そして「河豚の握り」登場。
この頃、バター貝も丁度出来上がり。うん、熱々で美味い。こういったサイドメニューも美味いと嬉しいよね。そして、まずは河豚の唐揚げから賞味。結局、パパとママの唐揚げ2個のうち1個づつを菜優真優ちゃんたちに強奪される〜!悲しいけど、おいおいこの唐揚げの美味いこと!!揚げたてホクホクなのでホント美味しい!流石フグちゃんだ。そして、河豚握りも負けていない!まっ、これを不味いという方はいないよねぇ〜。歯ごたえも最高ならば、酢飯との相性も抜群。文句をつけるつもりは全くない。感服のレベルだぁ〜。
ここで、別注の「タコしゃぶ」登場。タコは知多半島の代名詞ともいえる食材だ。そんなタコ名物の知多半島に行ったら1度は蛸しゃぶを食べなくては!っと聞いていた。なるほど、河豚とまではいかないが、タコちゃんも綺麗な薄造りで出てきた。早速、しゃぶしゃぶといこう!おっおお〜・・・美味い。何なんだこの歯ごたえ・・・コリコリなのに柔らかい。この食感は食べてみないとわからない。更に蛸の甘味がいい〜。いやぁ〜河豚も美味いが、蛸も負けていないというか?河豚以上かも?なるほど、知多名物の蛸しゃぶには参りました。最高だ!

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フグ三昧つづく!そして家族風呂も満喫!あぁ〜翌日は思いっきり雨・・・。

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