2012年1月 正月、西伊豆旅行へ! その1
(正月2泊3日土肥温泉でのんびり温泉三昧!)
2011年は東日本大震災はじめ日本だけでなく、世界的にも色々なことがおこり忘れられない年となりました。我が家にとっても大ばばの死去からはじまり、良太兄ちゃんの骨折事故、秋には台風15号による庄内川決壊危機など震災被害者の方とはスケールは全然違うだろうがそれなりに色々あった2011年。2012年はぜひ良い年になってもらいたい。正月は喪中ということもあり、ママの実家に親戚が集まる事もないので、今まで正月はずーっとホスト役で大変だったじじばばもたまにはのんびりしようよ!っということに。確かに帰省した際にじじばばはは忙しいばかり・・・うん、プチ贅沢だが悪くない、温泉にでも行こう!っということで名古屋から約300km、西伊豆の土肥温泉へ大集合する事に決定。 |
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じじばば&マサ兄ちゃん(ママの弟です)は東京方面から、我が家は名古屋から静岡県の沼津ICを各々目指す。帰省ラッシュ等で混雑する東名高速だが、元旦の午前中は穴場時間帯。どちらからも大きな渋滞はない。快調に愛知県を突破し焼津手前の日本坂PAでランチタイム。マグロのオブジェが目印で新鮮な魚を扱う「焼津さかな工房」でランチだ。焼津と言えばマグロ!パパママ良太くんはプチ贅沢に中トロ丼、そして菜優ちゃんはネギトロ丼、真優ちゃんはまぐろ刺身定食。うぅ〜ん、出張で立ち寄るときはえらく美味しく感じていたが、流石に正月は酢飯もごわごわだしイマイチ?まぁ〜仕方ないねぇ。静岡IC過ぎて交通量が多くなりノロノロが続き、ついに富士IC付近では5km程の渋滞。ここはいつも混みやすいので我慢我慢。ここで1つ変なことに気づく。正月だっていうのに眼の前にそびえる富士山が黒いこと〜。毎年この時期は真っ白に冠雪しているはずなのに?確かに寒さが堪える〜というレベルではないもんね。この時期に雪がほとんどない富士山なんて変な感じ。 |
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沼津IC下りて、三嶋〜伊豆長岡〜修善寺を経由し西伊豆の土肥温泉へ。宿に入る前に1998年に誕生した立寄スポットの「旅人岬」へ。ここは直木賞作家の笹倉明氏の小説「旅人岬」の舞台となった場所で笹倉氏が命名したとのこと。展望台の真ん中には男女を象った「家族」と名のつくブロンズ像があり、恋人岬と並ぶ人気スポットらしいのだが、ウ〜ん何もない。若い頃パパママは恋人岬訪れたことあるが、あそこは海の眺めが素晴らしい遊歩道をしばし歩くが、こちらはホント何もない。唯一駿河湾の眺望は素晴らしく、水平線が丸く見える。でも、わざわざ立ち寄る必要はなかったかなぁ〜?そのまま2泊お世話になる土肥温泉「牧水荘 土肥館」へ。2間続きの広〜い特別室でのんびり温泉三昧が目的だ。まずは、西伊豆随一と言われる大野天風呂へ。うぅ〜100%源泉かけ流しの湯は最高じゃぁ〜!! |
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早めにチェックインし、のんびり温泉、あがったら飲んで又温泉への繰り返し・・・これは最高だぁ〜とパパ大興奮。そして風呂上がりには冷水とところてんの無料サービスあり。ちなみに土肥はところてんの原料となる天草の名産地。よって、ところてんも名物なのだ。歯ごたえのある独特のところてんは美味しい!さっぱりだ。そしてお待ちかね夕食タイム。じじばば、マサ兄を含めた計8人で伊豆の美味しい海の幸を堪能だ。 |
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正直言って正月ということで料理はあまり期待していなかったのだが、ところがどっこい特大の伊勢海老の姿盛り、鮑の踊り喰い、アンコウ鍋、タラバガニなど一見すると豪華絢爛だ。うん、伊勢海老と鮑は申し分ない。刺し盛りも派手さはないが美味いし、目立たないが前菜盛りに出てきたカラスミの美味いこと・・・酒飲みにはホントたまらない。うん、これならば納得だ。菜優真優ちゃんたちのお子様ランチも合格。あれっー?パパとマサ兄ガツガツと食べているけどどうしたの?理由は菜優ちゃんだ。早々に美味しそうなものないか探索に・・・そしてターゲットにしたのがタラバガニ。必死に食べようとしたパパも間に合わずほとんどを菜優ちゃんに強奪される。大喜びの菜優ちゃん、悲しむパパ・・・。 |
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嬉しい事にプラン特典で生ビールやソフトドリンクなどの無料サービスあり!更にスタッフの方の嬉しいミスで熱燗お銚子2本もサービスとなりじじパパ大喜び。生ビール何杯かと熱燗あけた後、じじとパパは伊豆の地酒に興味津々。結局お勧めの「伊豆山々」を冷酒で頂く。しかし、この伊豆山々が美味い〜と2人大盛り上がり。さっぱりしていてキレが良いんだって。実は、食事前に既に芋焼酎をめしあがって部屋の中が臭いと怒られていた2人・・・ビール、焼酎、熱燗、冷酒・・・っと思いっきり悪酔いモード。まっ正月だ、仕方ない。とりあえず美味しい夕食でみんな大満足でした。食後はみんなでトランプ大会で大盛り上がり! | ||
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酔っぱらってうとうとしているパパ、菜優真優ちゃんたちに叩き起こされて再び入浴タイム!今度は屋上にある貸切家族風呂だ。3つある貸切家族風呂は本来3150円/40分(ネット予約客は2100円)だが、直接宿のHPから予約すると夕食時のビール等のサービスに加えて、貸切家族風呂が105円となるのだ。更に我が家は2間続きの特別室扱いなのでこの金額で1日2回の入浴が可能。その価格ならば良いのでは?と即予約したのだが、もういい感じで酔っぱらっているパパやや後悔?でも土肥温泉の町並みと暗いけど駿河湾の夜景みながらの温泉も悪くない。翌朝も温泉からスタート。ここ土肥館は朝夕で男女湯が入れ替えとなる。よって、今朝は昨夜女湯だった「姫の湯」へ。平均的な広さの露天風呂と、人気の洞窟風呂がある。洞窟風呂は、どうやら土肥温泉の観光名所「土肥金山」の坑道を模しているようだ。だが、この洞窟内は天然ミストのサウナ状態。なるほど思わず長湯してしまう。30分程入ったらもう身体ポカポカそしてお腹もペコペコ。 |
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入浴後の朝飯は、予想以上に食べれる。今朝のメニューは伊豆と言えば干物も美味いとばかりに、美味しいカマスの焼き魚だ。更に定番の蟹殻の入った味噌汁も当然ながら美味。パパなんかご飯おかわり3杯してご満悦のようでした。でも、連泊ってのんびりできていいねぇ〜。朝食の前後に温泉2回も入れてさっぱりだ。中日の今日はのんびり土肥散策へ。まずは松原公園の海岸へ。みんなで石投げ遊び。 | ||
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松原公園にはギネスで認定されている世界一の花時計がある。土肥温泉のシンボルだ。直径はなんと31m。確かにデカいけど・・・花壇はまわりだけ?これで花時計って言えるの?ママはかなり期待していたようで少々不満顔。時計のまわりは色々な石が敷かれており、自然の足裏マッサージとなっていて皆顔をしかめながら挑戦中。もちらん我が家のメンバーも挑戦。ところが相当痛いようで大苦戦。全然痛くないという人もいるからホント不思議だ。ドンドン人が増えてきたのには訳がある。毎年正月恒例の餅投げが開催されるからだ。良太兄ちゃんや菜優真優ちゃん早々に前列の好位置をゲット。 | ||
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土肥の温泉協会の方のご挨拶の後、各旅館の女将さんたちが花時計展望台の上に集合し「新春もち投げ大会」開催だ。若い人に人気の「恋人岬」は土肥の人気観光スポット。よって、お餅も紅白のハート形なのだ。展望台にも「とい恋人の里」との垂れ幕がはためいている。よぉ〜し、紅白のハート餅とりまくるぞぉ〜っと皆やる気マンマン!ところが、予想以上にすごい人出・・・始まるや否やすごい争奪戦。知らない人が見たらあまりの激しさに驚く程だ。繰り返すがまさしく争奪戦・・・怖い程。おしくらまんじゅう、倒れている人、奪い合い・・・おいおい激しすぎじゃない?とは言え、我らも奮闘し計8人で無事30個ほどゲット成功。うぅ〜しかしここまで真剣モードになるとは・・・少々驚きました。 | ||
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餅投げの後は、おしるこの無料サービス。今日は正月2日とは思えないほど暖かくて散策には最適。とは言えおしるこは暖かくて嬉しいサービスだ。早速、長い列にならんでおしるこゲット。後で聞いたのだが餅投げの参加者は1200人、おしるこは700人だったそうだ。ちなみにおしるこは宿泊者用サービスでチェックイン時に配布されるチケットが必要で、余れば一般の方ももらえるということだ。餅投げで正月気分を味わえたので何となく得した気分に。花時計前芝生広場から徒歩4〜5分の「土肥金山」へ。 |
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土肥金山は土肥散策の定番スポット。パパママもまだ独身の頃に訪れたことあるが、ホント久しぶりの再訪。実は石好きの良太兄ちゃん(未だ化石の発掘者になりたいと希望中)が行きたいとリクエスト。早速、総延長百Kmとも言われている坑道めぐりスタート。坑道内には、やや薄気味悪い電気人形によって江戸時代の金山採掘の模様を再現されており、一時400年前へタイムスリップだ。ところが不気味な世界大嫌いな菜優ちゃんは、早々にビビり始める。大丈夫かな? |