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2009年2月 東海地区クラブ対抗水泳大会!
(良太くん、スイミング引退レース!)


2コース(右2人目)の良太くん反応良く好スタート!!

今日は良太くんが通っているセントラルスイミングの東海地区クラブ対抗水泳大会だ。良太くんは、1歳半の頃からベビースイミングをはじめ、その後千葉~福岡~愛知と引越してもスイミングだけはずーっと続けてきた水泳少年だ。そんな良太くんも今春から6年生、塾の方が忙しくてどうしても通う事が難しくなってきたので、残念ながらこの大会を最後にスイミング引退ということになってしまったのだ。本人はもう少し続けたいという気もなったのだが、流石に日程的にきついのは本人もわかっていてちょっと大袈裟だが断腸の思いでの決断となった。

それならば、有終の美を飾る意味でも、最後のこの大会をぜひ悔いを残さないようがんばってもらいたいものだ。早速、朝早くから家族全員で応援だ。今回の良太くんのエントリーは「個人メドレー100m」と「バタフライ50m」。あれっ得意のクロールと背泳ぎは?思わず得意種目がないので聞き返す・・・「コーチが個人メドレーとバタフライは参加数が少ないのでメダルが1番近いよ!」と言っていたから。と思わず天を仰ぎたくなるような理由にびっくりだ。セントラルスイミングスクールは全国区の名門だ(パパも少年期に通ってました)。休日の水泳大会に出てくるのはどれも強者のはずだ、大丈夫???

家族の心配をよそに、早速朝2番目の種目の「100m個人メドレー」がスタートだ。そりゃ、どう考えてもバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールを各々25m、合計100m泳ぐこの種目は今日のメニューの中でも、最もハードで過酷なためエントリー数は1番少ない。確かにメダルに近いといえば間違ってはいないのだが、これに参加する選手は間違いなく自信満々の強者たちだ。その上、通常学年別のレースが組まれているのだが、エントリー数の関係から良太くんの組は、中学生x2、小6x2、小5x2の編成になっていて、小5の良太くんにとって絶望的な組み合わせとも言える。

そんなことなど気にもせず、颯爽とスタート!良太くん、反応だけは負けない。流石今回も誰よりも早く好スタートを切る。奥の1コースから小6、良太くん、小5、そして中学生が2人だ。良太くん最初のバタフライを懸命に泳いで何とか隣の6年生についていく。流石に中学生2人は実力が全然違っていてあっという間にリードを広げていく。

2種目は得意の背泳ぎ!背泳ぎならば負けてない、ガンガン飛ばす良太くん。こう見ると何故背泳ぎで出場しなかったのだろうか?背泳ぎは学校の水泳大会でも堂々学年1位を獲得したのに・・・なるほど泳ぎも綺麗だ。背泳ぎ終わってようやく50m。がんばれぇ~!!

3種目は苦手の平泳ぎ!パパは少年時代に平泳ぎで市内大会入賞経験あるほどの蛙少年だったが、どうもそのDNAは良太くんに濃く引き継がれなかったようだ。見るからに遅そうなフォーム・・・ここで一気に1コースの小6に引き離され、同じ小5の子に追い上げられてきた。おいおい、抜かれたらビリだぞぉ~。アップアップでようやく平泳ぎ泳ぎきって残り25mだ。がんばれぁ~!!

ラスト25mは1番の得意種目のクロール。先の平泳ぎとはまるで別人・・・生き返ったように一気にスピードアップ!ラストスパートだ。グイグイ前の小6の子を追いかけるが、25mではあまりにも短過ぎる。残念届かず4位でゴール。それでも本日1番きつい100m個人メドレーを完泳したのだ。見事なものだ。

それにお隣の同級生には身体3つ分も選考したので胸をはって戻って欲しいものだ。コーチからもご苦労さんという意味で頭なでなでだ。参加者が結構多いので次の種目までにはなかり時間が空いてしまって、待ってるだけで疲れてしまう。そんな中、約4時間空いてようやく良太くんの出番がまわってきた。控えコーナーでは、おやっ珍しく緊張顔?

流石の良太くんも緊張しているのかなぁ~?っと思いきやっ、あれっ大あくび。緊張というか、単なる飽きちゃってボーっとしているの?そんな良太くんを見て、今回もコーチが「おいおい、がんばれっ」とばかりに激励。あまり得意ではないバタフライのフォームを再チェック。「駄目駄目ぇ~」と言われているような感じだ。おいおいちゃんと聞いてるか?

バタフライ50mのスタートラインに着いた良太くん。あれっ3人とも5年生だけど、随分と背丈に差があるなぁ~。良太くんも低い方ではないが、相手はかなりの大柄、その上、筋肉質で良太くんとは身体のつくりが全然違う。流石に、先の個人メドレーもそうだがバタフライ50mにエントリーしてくる子は、それなりに自信のあるすごい子ばかりのはずだ。う~ん、嫌な予感・・・。

綺麗にスタート!!悪い予感が当たったようで、同じ小5だが相手の2人はすごいスピード。スタートして良太くんついていくので精一杯という感じだ。決して良太くんが遅い訳ではなく、これでも速いのだが相手が悪過ぎたって感じだ。こりゃ本格派だぁ~。みるみると離されていく。

1歳半からベビースイミングに入り、ずーっと続けてきた水泳。引越しのためスイミングスクールも何度もかわったが、それでも止めたいとは言わずがんばってきたが、いよいよこれがラストスイム。相手がどうだ、タイムがどうだ、順位がどうだではなく、思いっきり泳いでもらいたい!

25mのターンを終えて、ラストスパート!実は、良太くんのバタフライを見たのは初めて、というか真剣に泳いでいるところ見たのも初めてかも?やはり思うのだが、ラストスイムは得意のクロールで良かったのでは?まぁ~今更言っても仕方ないですし、本人が決めたことですし・・・。でもコーチの言う「参加者少ないからメダルに近い」というコメントも、確かに間違ってはいないが、真に受けてしまう子もいるので、注意してもらいたいものだ。まぁ~コーチの言う事をすぐ鵜のみにするおめでたいやつの方が問題かぁ~?
結局惨敗の3位。でも無事泳ぎきりご苦労様でした。コーチからもお疲れさんって感じで慰めてもらっていたようです。とりあえずご苦労様でした。残念そうに引き上げてきた良太くんだったが、ひと安心って感じなのか2Fの我々の姿を見つけて思わず手を振り笑顔に戻る。この後、各クラブ対抗のリレーでフィナーレだ。良太くんは候補にあがるも最終的にじゃんけんに負けて(こんな決め方で良いの?)選手になれず応援。これで全競技終了。
最後は競技を忘れて楽しいイベント。各クラブ対抗形式で、大きなフロートに何人乗れるか?の勝負だ。一斉に飛び込みフロート目指してキッズたちがうじゃうじゃ。良太くんもご機嫌で飛び込み、フロート目指す。わいわいがやがや、こういうのたまには楽しくて良いのだろう。

全ての日程を終了して、最後は結果発表&表彰式だ。結局良太くんのクラブは惨敗。まぁ~がんばった結果だ、仕方ないね。でも参加賞があるので負けた悔しさもあっと言う間に消えちゃっているようだ。良太くんがもらったのは中々格好良いゴーグル。おいおい、これでスイミング引退するのにゴーグルもらってもしょうがないじゃない。「あっそうか?」だって。とりあえず笑顔で良太くんにとっての引退イベント終われてホント良かった。約10年近く続けてきた地道な努力の成果を家族全員で応援できて良かったです。ホントはもっと続けたかったスイミングだけど、満足そうな顔で終えた息子を見てなんとなく安心しました。パパもずーっと続けてきた野球を最後に終えた時「おふくろが泣いていたけど、その時の感じが何となく今になって理解できたかも。」と感慨深げでした。100m個人メドレー自己新記録もでたようで、メドレー泳ぎきっただけでもたいしたものだ。良太くん、長い間お疲れさまでした。

 

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